ネットニュースに「 新幹線の予約スペースが無法地帯と物議 」とのタイトルが上がっていた。
ここ数年、娘が新幹線で3時間半、ドア to ドアで 5時間以上かかる地に勤務していたので、新幹線に乗る機会が多かった。
このタイトルを見て、直ぐに状況がわかるくらいには … 。
新幹線の端の席はちょっとスペースが広めになっていて、そこに大きな荷物が置けるようになっている。
そのスペース付きの席ということで、座席予約をする。なんと 無料!追加料金は発生しない。
なので、知っている人ならば、自分がスーツケースで大移動!と 事前に わかっていれば、その席を予約すればいい。
私は知らなかったけれど、主人は知っていて、キチンと荷物の多い時は そこを取ってくれていた。
ところが、である。
まあ、知らない人の方が多いわけで …
その席を予約した人のスペースである そこに 荷物を置く人がいるのである。
多言語で掲示もアナウンスもあるけれど、見ない人は見ないし、聞かない人は聞かない … ま、そんなものよね。
大抵は日本語の通じない人たちなので、車掌が 荷物移動を依頼するのに奮闘している場面にも出くわした。
そこで、私の隣の席だった女性が サッと通訳を申し出て … かっこいいなぁ〜と思ったし、私は その息子 ( 3歳 ) と話をしているところだったので「 キミのママ、かっこいいね〜。」って言っていたんだけれど、自分のママを取られたと思ったのか 彼が ゴネ出したので、少し離れた席にいたリモートワーク中の ご主人とバトンタッチしてて、これまた かっこいい と思っていました。
車掌は こういう人が乗り合わせていてラッキーだったと思うわ(笑)。
私自身が 荷物スペース席を取っているのに、集団客に占拠されてしまっていて、車掌が回って来ない時は ほとほと困り スマホで和文英訳を探したりしていましたね。
多分、発音しても通じないだろうから、スマホを黄門様の紋どころのように見せるか、紙に書くかだな … とモンモンとしているうちに、降車する人たちがいて、量が減ったので、そのまま我慢することにしたんですけれどね。
ルールを守らないというよりも、ルールを知らないんでしょう …
だけど、悪気が無ければ良いということにはならないし、ルールを守っている方が迷惑をこうむることは避けたい。
周知徹底、企業努力に期待したいところ。
娘が東京勤務になったから、そうそう新幹線に乗る機会もないだろうけれど …