「 東京ハイダウェイ 」


古内一絵



思ったより 古内一絵、久しぶりでした(笑)。





先日、友だちと 古内一絵の新刊「 最高のウエディングケーキの作り方 」が10月に出ていた!という話をしたばかりでした。


最高のウエディングケーキ … の方は、最高のアフタヌーンティー … の続編らしいです。


忘れた頃にやってくるでしょう(笑)。



東京ハイダウェイは2024.5.30発行 … ま、これも半年くらいは待っていたのかな? いつ気づいたか というタイミングもあるけれど(笑)。



章ごとに、視点となると人物は変わるけれど、同じ世界観の中で繋がって行くので




と、調子よく読んでいたらラスト近くで

「 創業者によるタレントへの性加害が明らかになった大手芸能プロダクションの会見の様子が、繰り返し流れていた。 」と出てきて息が詰まってしまった。


結局、本当のことは わからない、久能整くん風に言えば「 事実は人の数だけある 」のだから、


そして、このことに限らず、自分自身のためだけでなく、誰かのために 敢えて語らない人も多くいるということだ。


無責任に大声を上げるマスコミには辟易している。




主人が「 それ、何読んでるの?」と聞いてきました。


彼は、余りに本を読まないので珍しいなと思いながら解説をしていたら、通勤電車で同じ本を読んでいた人がいたそうです(笑)。


あ、ハイダウェイ hideaway は「 隠れ家 」という意味だそうです。