「 雨だれの標本 」紅雲町珈琲屋こよみ
吉永南央
読書傾向の似ている お友だちが 2023.10に シリーズ11作目が出てたよ って教えてくれました。
前作が ちょっと物騒だったので、お友だちが読んで「 しみじみと楽しめる作品 」と太鼓判を押してくれたので(笑)、安心して読み始めました。
私のiPhoneで「 よしながなお 」で上手く変換出来ないんですよ〜。もう少し知名度が上がると 南央 が出てくるかなぁ。まあ、何基準かわかりませんけれどね。
ミステリも 色々だと思うんですよ。
小説の中で殺人事件が起きても それはフィクションとして許容出来るはずなんです …
江戸川コナンが住む米花町周辺なんて、一年365日 爆破・殺人事件が起きていますから(笑)。
そんな私が 紅雲町シリーズでは 暴力的な事件は受け入れ難いんです。
今作は「 謎 」が、紅雲町らしいものでした。
勧善懲悪でもないし、身勝手さ、醜さもあるけれど それが人間なんだ と思えます。