「 しあわせの書 迷探偵ヨギ・ガンジーの心霊術 」

泡坂妻夫


んー、何だった?
多分、十角館の解説?
どこかに 何かと双璧をなす作品と紹介されていたような … 気がします(笑)。
何せ古い本です。
昭和62年発行 新潮文庫書き下ろしです。

裏表紙に
「 マジシャンでもある著者が、この文庫本で試みた驚くべき企てを、どうか未読の方には明かさないでください。」
とあります。

これ一冊持っていると、私にも面白いことが出来るかもしれません。

図書館で借りた本は平成25年で21刷でした。今は何刷になっているのでしょう。

そうして刷を重ね、次に続く物書きたちに影響を与え続けているのでしょうね。



何が凄いって、今ならパソコンで少しはラクに出来ることを おそらく手書きで 膨大な手間暇をかけて作り上げている … ということ。

私、昭和63年の卒業で、62年に卒論書いていましたが、勿論、手書き!
ごく一部、ワープロ印刷の原稿でも受け付ける教授がいましたが … 。



以前、山下達郎の音楽の作り方を他の若い世代のミュージシャンが、今だと それ用のソフトがあるものを 全て感覚で合わせて編集していた、それが出来ていることに驚いている というような話をテレビでしていました。

才能ある人にしか出来ないことが、コンピュータで あるレベル以上の人には出来るようになった時代なんですね、今は。