日本語って難しいですよね。


これを母国語じゃなくて 学ぶのって ホント大変だろうなぁ〜って思います。




最近 通っている 整体の人が 中国の人なんですよ。


多分、日本は長くて、私とは 日本語で話をするんですが、


同僚と話をするのは、中国語。


凄い勢いで喋ってる。




母国語が 日本語でない人と話をする! と こちら側が意識して言葉選びをしないと通じないことが多々あります。


これは、立場が逆でも 起こりうることですよね。


曖昧にならないように、比喩を使わず、書き言葉のように話す。





先日、読んでいた小説で「 実姉 」って出て来たんです。


音にすると「 じっし 」


その場面では「 彼女は … ◯◯の実姉だ 」と探偵役が語るんですが、居合わせた人たちはピンとこないんですよ。


小説を文字で読んでいる読者は、何だ 実のお姉さんなんだ と直ぐにわかるわけですが、


音で「 じっしだ 」と言われると、


日本語としては 実子 あたりの方が 一般的で、お姉さんのことを「 じっし 」と言う機会は なかなか ないですよね〜。




今、読んでいる似鳥鶏の本は「 市立高校シリーズ 」と言われるものなんですが


これもやっかい。


「 市立 」を正式に読むとすれば「 しりつ 」なんですが


「 私立 」も「 しりつ 」なんですよね。



小説の中では「 市立 」には「 いちりつ 」と ルビがふってあります。



逆に「 私立 」を音にする時に「 市立 」と区別するために「 わたくしりつ 」と言ったりしますよね。



でも、履歴書に書いた学校名に ふりがなをふるとしたら、どちらも正式名称は「 しりつ 」ですよね。