「 燕は戻ってこない 」


桐生夏生




ずーっと前に予約していたんだと思います。分厚くてビックリ … 厚さ 3.5センチ、445ページ


どんな経緯で予約したんだったかしら? ← いつもの自己問答(笑)。


読み出したら、案外 早いのだけれど、この厚さを手に取るのは 勢いが必要よね〜。


ブログ掲載用の表紙画像を探しがてら、本の紹介を読んで、そうか 代理母の話か と予備知識を入れて


読み始めました。


この表紙、いったい何を表しているんでしょう?

読み終えても わからなかったわ。


小説に描かれた約一年よりも、これから先 の方が それぞれの人生、ずっと長い … そのことが重いなぁ〜。


登場人物の いずれにも 共感 … 感情移入 出来なくて、割と淡々と読んだ感じでした。



結局ね、読み切っちゃいました。


これを途中で 寝かせるのは 難しい(笑)。




大黒摩季の「 夏が来る 」に、


結婚するとかしないとか … って歌詞があるんだけれど


同調圧力 みたいのは存在するよね。


こういう時に思い出すのは、母子手帳に書いてある 成長曲線




こういうヤツ。


このグレーの帯に9割が入る … つまり、1割、10人に1人は入らないんだけれど、


その時は それから外れることが いけないことのような気がしていたんだよね。