「 マイクロスパイ・アンサンブル 」

伊坂幸太郎


図書館で予約をしてから、まあ、そこそこの期間、待ちました。

2022年4月発行の作品です。

手にして思ったのは「 薄い? 」

伊坂幸太郎作品にしては200ページ足らずでコンパクト。

私が最初に読んだ 伊坂作品「 ゴールデンスランバー 」は500ページくらいですからね。



この作品は、猪苗代湖を会場とした「 オハラ⭐︎ブレイク というイベントで配布された小冊子に掲載されたものを 7年分、単行本化に際して、前後に2編 書き下ろされて改稿されたものでした。

そこでしか入手出来ないレア物だったわけです。

ありますよね〜。 音源化されていない歌とか。非売品の小説とか。



作品は、ファンタジー要素もあるんですが、突拍子もない感じではなく … 受け入れたくなるような不思議な現実感もあります。

このところ、ミステリーが多かったんですが … こういうのも好きだな と再認識しました(笑)。

読み終えてから 改めて表紙を見ると笑えます。