「 おいしいごはんが食べられますように 」


高瀬隼子



単行本ですが、150ページほどの中編。


例によって、何で予約したのかは不明ですが、

芥川賞受賞作品でした。


ほのぼの系のタイトルに騙されてはいけない(笑)、どこにでもありそうな会社の、どこにでもいそうな人々の話なんだけれど …


だからこそ、怖い。これってホラーですか?って感じ。


オバケなんかより、自分が正しいと思っている人間ほど 怖いものはないものね …





ま、私は 作るのも、食べるのも好きですけれどね。




いつもの通院で、サクッと読んだんですが … いつもの薬の他に 花粉症で目が痒いと言ったら、目薬の処方も出してくれたんですよ。


調剤薬局で「 目薬を立てて保管してください 」 って初めて言われました。


「 何でですか? 」 って聞いたら、先の細いところで、濃度が上がったりすると困るから … というような返答でした。


振ればいいんじゃない? と思ったけれど、言わなかったわ(笑)。


昔から、振ってからお使い下さい とは言われてるものね。