マイページの右横にAmebaトピックスってありますよね。
そこに「恋人に振られ14時間泣き続ける」って出ていたんです。
(ごめんなさい、内容は見ていません。)
人はどれくらい泣き続けることが出来るんでしょうね。途中で涙なんか出なくなりそう…それでも気持ちが泣き続けているってことなのかしら。大人はそうそう声を上げて泣けませんしね。
断乳の時、どうしました?
息子の断乳の時、もっと泣かれると思ったんですよ。完全母乳だったのを満1才で断乳。それこそ14時間泣かれるくらいの覚悟で、主人の休みの日を狙って、おっぱいに油性のマジックで顔を書いて…。
45分くらい真剣に近所迷惑なくらい泣いていました。
でも、フッと憑き物が落ちるように泣き止んで、諦めたっていうか 悟ったのかな。こちらとしては拍子抜けするくらい。ま、その後も、ちょいちょい ごねては泣きましたけれど、かわいいもんです。
その息子が年長さんの時、映画館に「千と千尋の神隠し」を見に行きました。館内すすり泣きが聞こえるようなシーンで突然
「お母さん、知ってる?僕、泣いちゃってるんだよ。」 と。
並びのおばさま二人連れ笑い出しちゃいました。感動的なシーンで申し訳ない…。多分、彼にとってそれまでの「泣く」と違う感情だったんでしょうね。
息子が小学6年生の時だったか「ホームレス中学生」を読みました。彼や彼の同級生は「おもしろい」って言いました。ま、書いているのが芸人さんですからね、それは笑わせるところもある。
私は泣きましたよ。気持ちとしては病気で亡くなったお母さん寄り。さぞ無念だったろう と、子どもたちにこんな思いをさせてしまった って。
ママ友は怒っていましたね、父親や周囲の大人に対して。
同じ本を読んでこうも違うものかと気づかされた本でした。彼が色んな意味で大人になった時、同じ本を読んだらどんな感想を持つのか聞いてみたい気もします。
DSの脳トレで有名な川島隆太先生の講演会に行ったことがあります。
年を取ると涙もろくなるって言うじゃないですか。それって感受性が強くなるってことだと思っていたんです。
ところが先生、「老化」だとおっしゃいました!!
前頭葉の感情コントロールの機能が低下して泣くのだと…。ショックでしたね~。
アラフィフですからね~。涙もろいですよ。老化ですって!!本を読んでも、ドラマを見ても、人様のブログを読んでも泣けます。
電車の中で本を読んでいる時なんかは鼻すすっちゃって みっともなくて困りますけれどね。うちでドラマを見て泣いていても、もう子どもたちは「ああ、またかぁ~。」くらいで もう驚かれません。タオルが差し出されたりします。
以前は「何でこのシーンで泣くの?」って不思議がられましたけれどね。
本を読んで良かったら子どもにも薦めるし、子どもたちも薦めてくるし、ストーリー上、自分で理解できなかったことを質問してきたりするのでなるべく同じ本を読むようにしています。
さんざん読み聞かせをしたのに全然自分で本を読もうとしなくてガッカリした時期もありましたが、小学校4年生くらいからドンドン読むようになってホッとしましたよ。
きっかけは怪盗ルパンでしたね。名探偵コナンが好きな息子なんで、そこから攻略しました(笑)。
今は「下剋上受験-両親は中卒それでも娘は最難関中学を目指した!」を読んでいます。
わが家も中学受験経験しました。この本は中学受験のHOW TO としては成立していませんが、読み物としては笑えるし、泣けるし、自分とは異なる考え方なのだけれど…親と言う生き物の切なさが詰まっているように思いました。
他の方のブログでお薦めに上がっていた「シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱」 次に読もうと思っています。推理小説つながりで息子も読むんじゃないかなと思っています。
でも新学期始まると忙しいのかな…最近の大学生、割と(自分たちの頃と比べて)真面目に授業出ていますよね~。もちろん、いいことですけれど。
老化でもいい。人の気持ちに寄り添って泣けるって 想像力の賜物だと思います。