昨年10月から、毎月2冊づつ配布されてきた「完全版ピーナッツ全集」。
めでたく今月で配布終了となりました。
出版社 河出書房新社HPより~
遂に全作品が日本語で読める!
1950年10月2日にアメリカの新聞7紙で連載がスタートした、コミック「ピーナッツ」。今年は生誕70周年の記念イヤーです。
スヌーピーやチャーリー・ブラウンなど、ゆかいな仲間たちが活躍するユーモアに満ちたお話は、本国アメリカのみならず世界中で長く愛され続けています。
日本でもたくさんのファンがいるこの作品ですが、これまで日本語未訳の作品がまだ多く残っていました。
このたび、生誕70周年を記念して、「ピーナッツ」すべての作品を収録した『完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』を日本で刊行することが決定。そしてその訳はすべて、詩人・谷川俊太郎さんが手がけられることが決まりました。
谷川俊太郎さんは日本で「ピーナッツ」が初出版された頃からの翻訳者。日本の読者が知るスヌーピーたちの名セリフは谷川さんの手によるものです。今回、未訳だった約2000作をこの全集のために新たに訳し下ろし、またこれを機に、これまでの訳も全面的に谷川さんの手で改訂されます。
【日本語版全集刊行によせて】
笑いはあふれていてもユーモアが感じられない時代です。『ピーナッツ』は表情豊かな絵と機知に富んだセリフを通して、気づかないうちに私たちにひそむ悪意や敵意を中和してくれます。
50年にわたってシュルツさんが創造し続けたピーナッツの宇宙は、日常を描きながら、その深みにある隠された夢を私たちに見せてくれると私は信じています。ピーナッツの翻訳は時に締め切りに追われて苦しかったこともありましたが、チャーリー・ブラウンやライナスやスヌーピーたちと身内感覚でつき合うようになってからは、私の生きる歓びのひとつになりました。
このたびの全集の刊行は私も心より嬉しく思います。谷川俊太郎(詩人)
とにかくボリューム感がすごい!
たまに時間あるときにめくってますが、英語を読んでから日本語を読むペースだと、1時間で20Pがやっと。
生きているうちに読破できるのか、自信がありません。。
LJ
