本調子が出ない昨日のお昼。

具合悪い時は昼寝に限る。

てなわけで、ちびハルも、でかハルも3人揃ってお昼ね
ぐぅぐぅ

してたら、びっくりした!!
古くてセキュリティが結構甘いハルの住んでるマンション。

ただし、入り口だけは二重ロックで破れないようにしてる。

なのにいきなりだよ

「こんにちは~、ハルさんいる?」

なんで?

ここ、玄関じゃなくリビングなんですけど!!!!!!

ソファーでぐーたらしてたハルも
カーペットの上でごろ寝してたでかハルもびっくり

顔を出したのは、近所の別のマンションに住んでいる
むかーし、半年ほどだけちびハルと一緒の保育園に通ってた子がいる
距離無しのママさん。

正直苦手なタイプで、最近は疎遠にしてたはずだ。

それがなんで、玄関ドア通り抜けて
ここに入ってるわけなの?

さすがにでかハルも固まってる。

とりあえず小さい声で助けを呼んでくるように言った。

この人、実は精神障碍者手帳持ち。
差別する気はさらさらないが、その障碍の内容がヤバい。
他者を攻撃する攻撃性と被害妄想と虚言癖。
何回か他のママさんの家にもこうやって勝手に上がり込み
問題になっている。



ちびハルがいるからね。
暴れられたらシャレにならない。
でかハルはその辺りよく分かってるので
おまわりさん呼びに走らせた。

で、用件を聞くと

「お金をね~貸して欲しいの。
 たくさんいらないんだよ?
 月末まで、ちょっとだけね。10万ほどでいいから」

もちろん手の中には近くにあったICレコーダー録画状態にして握ってるハル。

この人が何の罪にも問われないのはわかってるけど
やれることはやっておく。

「貸せるお金はないよ。
 とりあえず帰ってくれる?
 あと、どうやってここ入ったの?」

「前にでかハルくんがさ、置き鍵してたでしょ?
 それ借りて、コピーしてあったの。
 友達なのに鍵貸してくれないから悪いんだよ?」


貸す、貸さないを言い合いながら
なるべく穏便にお帰り願おうとしてたら
やっとこさ、おまわりさん到着。

別件で来たということにしてもらってたら
平然とした顔であいさつしてるからなおびっくりだ

こいつ、悪いことしてるとカケラも思ってないよ

おまわりさんと用事があるからと言ったら
じゃあ、また明日ねなんて言いながら帰った。

ICレコーダーで確認してもらい、
被害届を出しても多分前と同じように通らないので
ここの管理人に話して、警備を強化するよう言ってくれるそうだ。

明日朝イチで、鍵屋さんが交換にくる予定。

今度は複製が効かないタイプのを余分につけてもらう。

でもさ。

ネットで言葉の暴力を受けていたときも
リアルでこういう目にあってるから、冷静に対処できたんだなと
しみじみする深夜。