私は今まで、数回精神的におかしくなったことがあるが

一番調子を崩したのは父の死後だった。

 

父は2015年、私が30歳のときに自殺した。

 

家の敷地にある小屋で、首を吊って亡くなっているのを

私が発見した。

 

当時、私は仕事を辞め、転職活動をしていた。

1人暮らしをするつもりで、家から少し離れた場所の会社を受けていて

父が亡くなった日も面接を受けに出かけていた。

 

家に帰ると父の姿がなかったが、どこかに行ってるのかなと思った。

 

夕方、外に出てみると小屋の電気が点いているのに気づき

小屋の戸を開けた。

 

そこには、首を吊って死んでいる父がいた。

 

私は気が動転して、思わずすぐに降ろそうとしたができなかったので

家にハサミを取りに行き、戻って紐を切った。

 

すると、父はドサッという音を立てて倒れた。

 

手を触ったが、もう冷たくなっていた。

 

すぐに母に連絡し、救急車を呼んだ。

 

その後のことは、いろいろあったが慌ただしかった。

 

警察も来て、根掘り葉掘り聞かれた。

どこにどういう状態で、首を吊っていたか等 詳しく聞かれたが

必死だったのでそんなに細かく覚えていない。

 

警察に対して、なんだか嫌な気持ちになったのを覚えている。

 

 

父は、亡くなる半年前くらいから鬱っぽかった。

仕事を辞め、家にいたのだが

毎日家のリビングの中をうろうろと歩き回るようになり、よく舌打ちをしていた。

 

病院に行くように言っても、全然行ってくれなかった。

 

でも、まさかこんなことになるとは思っていなかった。

 

 

父は元気なころ、とてもパワフルな人だった。

海外が好きで、年に1度はツアーなどで旅行に行っていた。

(家族では行っていないが。)

 

定年になってからは、外国語を習ったり、外国人の子どもにボランティアで勉強を教えたりしていた。

 

本当に元気な人だったから、まさかこんな死に方をするとは思っていなかった。

 

倒れている父を見て思ったのが「こんな死に方する人生じゃなかったじゃないか…」ということだった。

 

 

自分の親が自殺しているのを目撃するというのは、ものすごいショックだ。

 

私は、このことをきっかけに精神的に調子を崩し

始めた短期の仕事もドクターストップがかかり、辞めた。

 

それから2年程、ろくに働けなかった。

 

 

今まで、何度も調子を崩したが この時が一番ひどかった。

 

 

でも、あれ以上悲惨なことはもう起こらないんじゃないかな?と思っている。

わからないけど…。

 

 

…今日は、一番つらかったことを書きました。

 

読んでいただき、ありがとうございました。