この記事の続きです。

ビッグバンによって、『わたし』が誕生しました。 by 【ちっちゃな夏海のお部屋】 夏海

ビッグバンによって、『わたし』が誕生しました。 2 by 【ちっちゃな夏海のお部屋】 夏海

では、このシリーズの最終回です。

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ビッグバンによって 自分の声の一部を自分のものとして、
火曜日から 今まで普通に歌っていた歌の声が出なくなりました。

どうやって高い声を出していたのかが判らなくなりました。  
で、あれあれ?ってなって、思いました。

どれだけ 『その人』になろうって思っていたのか?それも無意識に ってのを痛感しました。  

私が私の声を手に入れたならば、
私は『物まね(と思ってはいなかったけれど)』をするときには、意識して人の真似をしなければいけない。
それは しごく当然のことなんだけれど。  

それ以来毎日日替わりで声が変わって、『声』を通して色んなことを思いました。  

今まで生きていく為に必要だったこと は、これから必要じゃなくなったらなくなってしまう。
それは、新しい私の能力として必要じゃなくなるから。
そして、新しい私に必要なものとして、『私』の『オリジナル』なものが実装される。  

気体や液体から 『固体』へ進化する私に
必要なものは残って、
必要ないものは消えていく。
寂しいけれど。  

そんなことを考えて、好きだった『歌える歌』がなくなっていくなぁって思っていたら、 土曜日には 『歌のお姉さん』くらいの高い声が絶好調に出て、
嬉しくなってノリノリで歌っていたら、道に迷って。。。
この道に迷うということ も、今までになかったことで、
何だかこれからも色々でて来そうだなぁと、 来年が楽しみだけれど、
慣れ親しんだ『私』との決別でもあるし、 寂しさとの悲喜こもごもな感じです。  

長い長い とりとめのないレポートを読んで頂いて、ありがとうございました。
今年ももう数時間となりました。
良いお年をお迎え下さい(*^_^*)

(2015年12月31日 18:00)

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年末の忘年会に行こうとして、道に迷って辿り着くことができずにギブアップして電話で迎えに来てもらいました。
こんなこと 生まれて初めてでした。

ぼーっとした感じで歩いて行くと、車を運転して行くと、目的地に辿り着けちゃうのは、もう『必要』がない機能で、
これからは、行きたいと思った場所には 自力で辿り着かないといけないのか~なんて、
本当は当たり前のことなのに、感慨深く思いました。

新しいものを入れるには、古いものは見直して処分しないといけない。
今年は 私の中の断舎離の一年になりそうです。