アイコンママブロネタ「子どもの病気・アレルギー」からの投稿


もう 何がなにやら どっちに何を書いたのかがとっ散らかっている状態ですが、

一応探してみたら 紹介してなさっぽいので、紹介してみます。



子供の熱痙攣は 鎮痛剤を飲ませていたから起きた?ってお話です。



薬物相互作用について by 日本臨床薬理学会



かつて、アメリカではアスピリンが解熱薬としてよく使われていました



しかし、子供が高熱とともに けいれんや吐き気をもよおすライ症候群(わかりやすく言えば、インフルエンザ(フルー)に伴う脳症)という病気は、アスピリンによる副作用だということがわかりました。



我が国におきましても、

鎮痛解熱薬 ジクロフェナクナトリウムの錠剤、坐剤

カプセル(薬剤名ボルタレン、ナボールSR、レクトス、アスビゾン、アデフロニックL, アナバン、イリナトロン、サビスミンTP、サフラック、ソレルモン、ダイスパスSR,ドセル、ブレシン、ボンフェナック、ボルマゲン、ヨウフェナックなど)

にもライ症候群に対する注意が必要との通達が2000年の秋に厚生省(現厚生労働省)より出されました。



何故なら、アスピリンには、成人の心筋梗塞や脳梗塞の予防に利用されているくらいに、血液を固まりにくくする作用があります。



一方、ジクロフェナクナトリウムの副作用にも、胃や十二指腸からの出血がよく知られています。



フルーにかかって、子供の脳の毛細血管はもろくなっていますので、そこへアスピリンやジクロフェナックなどの解熱薬を投与しますと、血液中の成分が脳の毛細血管からしみ出しやすくなるものと想像できます。



ですから、アスピリンとジクロフェナクナトリウムをフルーにかかって高熱を出している子供に投与するのは危険です。