こんにちは。

ちっちゃい夏海のお部屋の夏海です。



昨日記事で書いた『アサーティブ』ですが、


なんのこっちゃ?! ですよね(笑)



なので、

使用例をいくつか記事にしてみようと思います。



その前に。



文句を言いたい

お願いをしたい



そんな時って、『困っている』んですよね?


『何か』に困っているから、

改善したいと思っている。



それには 

自分ひとりでは無理なので、

助けて欲しい

って思っていて、



だから、

文句を言ったり

お願いをしたりするんですよね。



なので、

相手に伝えたいことが必ずあるはずなんです。



それを順序立てて話をすると

聞き入れて貰いやすいと言うことです。



まずは 

   困っていることがあることを『知らせる』


それによって 

   『どう』困っているのかを『伝える』


最後に、

  だから『どう』して欲しいのかを『提示する』



具体的に改善策を提示するんです。



『何』を『どう』してくれたら、

私は楽になりますが、

いかがでしょうか?って風に。



だから、

自分が一体何をどういう風に困っているのか?


一体何がどういう風だから、

自分の中で問題になっているのか?を、


そして、

どうして欲しいのか?を

きちんと相手に伝えられるように、


自分自身が

ちゃんと分かっていないといけないんです。



で、

心理学講座である人が問題だと思ってたのは、

『残業が多すぎる』ことでした。



改善したいことは、

 1週間に1回くらいは残業をしないで帰りたい

でした。



『それ』を上司に伝える練習に付き合いました。



まずは、事実のみを言います。


★ 3ヶ月以上の間、

 休日以外は毎日夜の9時過ぎまで働いています。



次に、自分の感情を伝えます。


★ 毎日疲れて帰るので、

 体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいで、

 心の余裕がなくなって来ました。



最後に、提示したい要求を伝えます。


★ 疲れが溜まると仕事のミスも増えて来るので、

 1週間に1度は定時に帰りたいのですが、

 良いでしょうか?



これを雛形にして練習します。



それから、3人1組になって、

上司役の人が上司として聞き

もう一人は 傍観者として聞きます



上司役の人が、言われた感想を言います。


そして、改善点を伝えます。



次に、傍観者の人が

上司とのやり取りを観察した感想を伝えます。


同じく改善点を伝えます。



たとえば、

上司役の人が、

残業させる自分を責めている感じがするから、

もう少し違う言い方にした方が良いと思う。


とか、


傍観者の人が、

おどおどして見えるから、

もう少し毅然とした態度の方が要求を飲んで貰いやすいのでは?


とかね。



この、

『事実』『感情』『要求』

3段階の伝え方と言うのは、

ちゃんとした理由があるそうです。



『事実』や『感情』は『否』とは言えず

「なるほど」と聞くしかできないこと。



事実のみならば、

そんなことはないとか、

そんな筈はないとは言えないことがポイントで、


感情は、個人のものなので、

相手は、「そんな筈はない」とは、

事実と同じく言えないからだそうです。



だから、

感情的に要求を伝ええいるのではないことを

理解して貰いやすくなるのだそうです。



こういうことに、

こんな風に困っているので、改善して欲しい

と、

冷静な話し合いを求めていることを

相手が納得してくれれば、

同じ土俵に上がってくれます。



定時に帰るのは無理ならば、

せめて残業時間は1時間にしたいとか、


それぞれが1週間に1度は定時で帰れるように、

みんなでサポートし合うことは無理なのか?とか、


要求を突きつけるのではなく、

一緒に考えて欲しいとお願いすることもできます。




これを家庭で考えると、

例1

子供を生んでから3ヶ月の間、

ずっと24時間子供と向き合って来た


可愛いのは事実だけれど、

疲れが溜まってるのか時々イライラしちゃって

そんな自分に悲しくなる。



だから気分転換がしたいので、

友達とお茶をしに行きたいから、

3時間だけ子守をして欲しい。


と 旦那さんに伝える。



具体的な要求は、

3時間だけ育児から離れて

私だけの時間を作りたいので、協力して欲しい

ということ



【例2】


毎日遅くまで残業して

休みの日は疲れが溜まっちゃって一日寝ているよね。



毎日遅くまで一人ぼっちで、

お休みの日は寝顔を見ているだけで

会話がないから寂しいの。



だから、

1ヶ月に1回はデートがしたいと思うんだけど、

無理かなぁ?



1ヶ月に1回の日曜日だけ

いっぱい会話ができるように、

前日には早く帰るように仕事をやりくりすることはできない?



具体的な要求は、

二人で楽しく会話がしたいから、

1ヶ月に1回私のために時間を取って欲しい。




私が練習したことは、母親に

私の言葉を きちんと聞いて欲しいでした。


でもね、

具体的な事実が出てこなくてね


大抵いつもだけれど、これを言っちゃうと、



いつも、最後まで聞いてくれへんやんか
 → 「そんなことはない」と言われる。


で、練習の途中で挫折中(笑)


これって、練習しないと無理なんですよね。


だから、
伝えたい相手に伝える前に自分だけで練習してみて、

今度はそれを人に聞いて貰って、
改善点を聞いて、
また練習して・・・って


で、実際に伝えてみて、
失敗したり成功したりして、慣れていって下さい。


成功例がひとつでもあると、
自信につながったり、
やり方のコツを掴めるようになりますよ(*^-^*)