私には4人の子どもがいる。

4回目の妊娠・出産の前には一度中絶している。

 

上二人はの総合病院の産婦人科で。

下二人は自宅から1時間かかる県外の助産院で出産した。

 

その助産院は本当に素晴らしい場所で。

先代の助産師さんは昨年亡くなられたが、先生の教えを引き継いで働いておられる助産師さんたちの在り方が本当に素晴らしい。

 

私は二人目を病院で出産したあと、もう病院は嫌だ、と思った。(←特別嫌な思いをしたわけじゃないけれど)

で、三人目を妊娠した時からその助産院にお世話になっている。

 

 

5%のことだけを信じ、見えることがすべてだと思っていた私が、

こころや見えない世界についての学びを深めていったタイミングでの三人目の妊娠、出産。

その学びと助産院で大事にされていること、私の感じたことは合致することだらけで、

 

「これはほんまもんや」

 

と腹の底でどっしりと感じたんよね。

 

 

 

 

 

 

昨日、その亡き先代の助産師さんを偲んで、引き継がれた助産師さんのお話会があると連絡を頂いた。

 

その告知分を読んでいて、奥の方からぐっとくるものがあった。

 

 

 

50代ごろから助産師として活躍されていたこと。

病院での勤務経験がなかったことを負い目に感じながらも、だからこそ目の前の臨床から学び、気づくことを大切に、自然なお産を追求されていた、という文章。

そしていのちへの深い信頼から紡がれる力強い言葉たち。

 

 

 

 

経験が少ないから、やったことないから、、、そんな理由でいつも不安になる私。

 

 

 

でもそんな私だからこその学び、気づきが、必ずある。

 

あの場所でお産をして味わった、いのちへの信頼や深い安堵感。

 

体感できた私だからこそ表現できるものが、必ずある。

 

 

 

 

そんな思いが深いところから湧いた。

 

 

 

 

図らずも、昨夜は新月。

しかも日食。

 

 

 

いま自分が感じている以上に、

自分の経験がとても尊いことなのかもしれない、と思った。

 

 

 

 

 

私も、真っすぐに、言葉を表現できるようになりたい。