分娩室の隣の部屋?にて準備が完了するまで待機。


その間に色んな物が私の体に取り付けられる。


私の体に何本の針が刺さったのか、わからないわ。


旦那は麻酔が効いて、手術が始まる前に立ち入り可能になるみたい。


それまで、麻酔科の陽気なお喋り好きな先生と世間話をする。


幸いなことにどの針を入れる時も、そんなに痛くなかった。


隣でどんな準備をしてるのか、ドアを隔ててるから見えないんだけど20分ぐらい待ったのかな


その20分はとても長く感じられた。


準備が完了していよいよ隣の分娩室へ!!


よくテレビで見る手術室!って感じで笑っちゃった


私はここで帝王切開するんだ!となんだか客観視


スパイラルに麻酔を入れる。


お腹が大きいのに背中を丸めなきゃいけないのが、辛い。


でも針は全然痛くなかった。


その後カテーテルを入れたけど、これも麻酔が効いてるから感覚なし


麻酔が効いてるか?確認する為につねられたり氷を使った


だいたい胸の下あたりまで麻酔が効いてたかな。


そんなこんなでやっと旦那が登場!


姉から貰った安産のお守りを左手に握りしめ旦那の手を右手で握り


始まるのが今か今かと待っていたの。


そんな中陽気でお喋り好きな麻酔のドクターが


「もうお腹切ってるわよ~」って!


えぇぇぇぇぇぇー!!全然わからなかった。


お腹を切られてからというもの、お腹の中をぐりぐりと探られてる感じ


もう変な気分としか言えない。


犬が私のお腹の中を掘ってる?


お腹に痛みではなく圧迫を感じる


私はこの変な気分に笑いが止まらない。


笑ってばっかりで逆に笑われてしまった。


いつまでもこのお腹のぐりぐりが続くのか?と考えてたら


急にお腹が軽くなったの!!


あれ、出てきた?産声が聞こえないけど、大丈夫かなぁ?と考えてる数秒で


うんぎゃあぁぁぁぁぁぁあーー!


って大きな声で泣いてくれた!


そんな元気な産声を聞いて、私は涙がとまらなかった


涙がこぼれ落ちる私の隣で旦那は優しく微笑んで私を見ていた


こんなにも自然に涙が出て来るなんて。涙は止まらなかった。


でもね、それもつかの間!


ベイビーちゃんの姿を見た瞬間、空いた口が塞がらなくなったの。


だって全身をロウで塗ったくられた様な姿なんだもん!


産まれたばかりの赤子がそんな姿なんて知らなかった。


ベイビーちゃんが出てきてから、キレイにされた後旦那がへその緒を切る。


そして私の胸元へ遂にベイビーちゃんが来たの


不思議なのがそれまで大泣きだったのに、私の胸元にきた瞬間に静かになったの


助産師さんいわく、お腹の中でずっと私の心臓の音を聞いてたから


胸元に寝かせると心臓の音が聞こえて落ち着くらしい


私はそれを聞いてまた涙ぐむ!笑


長くなっちゃうから帝王切開後の話は次回書きます☆














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