旅の心得 国内旅行編

 

今回のテーマは、「旅の心得 国内旅行編」です。
小さい子供を連れての旅行は、大人だけの旅行とは勝手がまったく異なります。
旅行を計画する際に、気を付けるべき重要なポイントを5つにまとめました。
ポイントを押さえて、少しでも安心して旅を楽しんでいただければと思います。

①病気など体調不良
旅行の際は、緊急時のために「母子手帳」と「保険証」の2点は必ず所持するようにしています。
また、小児科や救急病院がホテルからどれくらいの距離にあるのかは、事前にチェックしています。
市街であれば、比較的近場に病院もありますが、旅先によっては病院が遠い場合もあります。
急な体調不良でも、すぐに病院に行ける準備しましょう。

②移動中の過ごし方
・電車やバス、新幹線などでの移動の場合
周囲に迷惑がかからないように、いかに静かに過ごせるかがポイントです。
おもちゃなどで遊べる月齢のお子さんの場合は、音の出ないおもちゃや本、おやつなどを用意しておくことが大切です。
まだ離乳食開始前のお子さんの場合は、お気に入りのおしゃぶりやミルク、授乳ケープなどを準備しておきましょう。
月齢関係なく、子供がぐずった際はすぐに抱っこができるよう、抱っこ紐を腰につけておいたり、すぐ取り出せる場所に準備しておくことも大事です。移動時間が長いと、抱っこする時間も長時間になる場合があります。
抱っこ紐やスリング、ヒップシートなど使い慣れているものを使用しましょう。

・飛行機での移動の場合
必ず、耳抜きのために飲み物やおやつの準備が必要です。
飛行機での過ごし方については、また別のブログで詳しく紹介したいと思います。

③宿泊施設
ホテルや宿泊施設を選ぶ際には、ファミリーフレンドリーな施設を選ぶようにしています。
ベビーベッドやベッドフェンス(ガード)の準備があるかどうか、ベッドを壁付けにできるかなどを事前に確認しています。
ホテルによっては、おむつ専用のごみ箱やお風呂のすべり止めマットなどの準備があるなど、貸出品が充実しています。
貸出品は数に限りもありますので、お子さんが安全に過ごせるよう、早めに施設に確認をし準備していただくことをオススメします。

私は自分で消毒しましたが、哺乳瓶の消毒で悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
ホテルによっては、電子レンジや熱湯消毒などで、哺乳瓶の消毒をしてくれる施設もあります。消毒を依頼する場合は、洗浄してから消毒のみ依頼するのがマナーです。依頼する場合は注意しましょう。
また、離乳食の場合は、ホテル内のレストランで依頼すれば、電子レンジで温めを行ってくれるホテルもあります。

④必需品の準備
普段使用している塗り薬や飲み薬がある場合は、忘れずに持ちましょう。
処方薬であれば、お薬手帳に記載されているページか、薬の説明が書かれている用紙などを写真を撮っておき、薬の名前や量を確認できるようにしておきます。
緊急時にはどんな名前の薬を使用しているかなどを確認される場合がありますので、準備しておくと便利です。
日焼け止め、虫除けスプレー、かゆみ止めなどは、必要に応じて持参します。

⑤予定の立て方
予期せぬ出来事が起こる可能性があるため、計画を柔軟に調整できるよう「詰め込みすぎない」ことが大事です。
私がプランを立てる場合は、時間指定のある予定は、午前と午後それぞれ一件までにし、移動時間も含め、かなり余裕を持ってスケジュールを立てています。
出かけようと思ったらオムツが汚れて交換が必要になったり、吐き戻して着替えが必要になる可能性もあります。
歩けるようになると、歩きながら石を拾ったり、草を触ったり…寄り道ばかりで進みません!
そんな時に、次の予定が詰まっていると、急がなきゃと親御さんがイライラしてしまう場合があります。
それでは楽しい旅が台無しになってしまいます。
お子さんも親御さんも楽しく過ごすために、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

最後に…
小さいお子さんを連れての旅行は、計画と準備が必要ですが、家族全員が楽しい思い出を作る貴重な体験となるはずです。安心して楽しく旅ができるよう、ポイントを押さえて準備してみてください。

みなさまが楽しく安全に旅ができるよう、祈っております。
それではお気をつけて。いってらっしゃい!