本日は 七五三
子供も ゆえに孫もいないおばさんには
無縁のもの・・・・・
しかし・・・・・
むか~~し 昔 その昔
おばさんも 確かに七五三で 着飾った思い出はある
セピア色になったしまった 白黒の写真が残っている
その写真に必ず写っているおばさんと ちと見慣れる女の子
母上様の記憶によると おばさんが生まれた病院の院長先生の
お孫さん
おばさんが生まれた 二日後に生まれたそうな・・・・・
5歳のおばさんは なぜが額に包帯を巻いている
七五三の何日か前に コンクリートのベランダに置いてあった
大人用の自転車に乗ろうとして 乗ったはいいものの
頭から落下したそうな・・・・・
そのおばさんの勇気ある行動に贈られた勲章は・・・・・
額の右にある深い傷
何針も縫ったそうな・・・・・
おばさんは 校区が違ったせいか このツーショットの院長先生の
お孫さんの記憶がまるでない
七五三以来 彼女との接点がないのだ
あれから・・・・・ 半世紀
彼女もたまには 自分の昔の写真を見たかもしれない
そして・・・・・
5歳の時の七五三
隣に写っている包帯少女について なにか思ったことがあるのか・・・・・
その包帯少女は 今
七五三よりも 本日はボジョレの解禁日
飲むことに専念している 不良ば~さんとなりました
そしておばさんの額の勲章は・・・・・
皺と一体化して あまり目立たなくなってしまった
喜んでよいのか 悲しんでよいのか
とにかく ボジョレに乾杯