我が家には2匹のネコがいます。
真っ白なシロくんと、
真っ黒なクロくんです。
2014年5月22日、当時の勤務先で生まれたものの、
母猫が逃げて戻らなかったことから保護することになり、
初乳からミルクで育てた正真正銘の息子たちです。
親猫を知らないためか、全くネコらしくない大人しい性格で、
猫じゃらしすら相手にしないので、若干運動不足気味ですが、
1匹7kg超のBIGサイズにまで、すくすく成長しました。
自分の転職等に伴い、何度か転居を経験しつつも、
平々凡々な日々を過ごしておりました。
これから先、10年ぐらいは息子たちを養うために、頑張って働かねばと思っていた矢先、
これまで一度も粗相をしたことのないシロくんが突然失禁し、その口元には泡沫状の流涎。
これは何かおかしいと緊急受診したところ、告げられたのは「肥大型心筋症」という疾患。
そして、ここ2~3日がヤマで、もって1週間程度だろうという話でした。
そのまま入院を勧められましたが、どちらかというと神経質なシロくんの性格を考え、
入院が過剰なストレスになることを懸念し、悩みながらも連れて帰りました。
平和な日々に突然つきつけられた「余命」。
ずっと先だと思っていた「別れ」に、心の準備なんてできていません。
ごはんも水も口にできず、少し動くだけで口から泡を垂れ流しているシロくん。
容態が落ち着くまでは、我が子の「死」に向き合えるのか、怖くてたまりませんでした。
そして今日で発症から42日目。
なんと、朝夕の服薬以外は、以前と変わらない生活を送っています。
急変のリスクは常にあると説明されているものの、平穏な日々を過ごせています。
おそらく良好に経過していることに感謝しつつ、2匹のぬくもりを傍に感じ、幸せです。
ネコの肥大型心筋症についてはまだ研究が少ないらしく、
どこのサイトでも同じようなことばかり書かれていて、予後の見通しがもてません。
あと何日、何ヶ月、何年いっしょに過ごせるか、誰にもわかりませんが、
ネコの肥大型心筋症の一事例として、闘病の日々を綴っていけたらと思います。
発症までさかのぼって、そして、いつかの最期の時間まで、
我が子の経過が、誰かの、何かの役に立つことを祈っています。


