オルヴォワァ~ル。
ご機嫌いかが?
わたくしは高貴なる貴族。
マリアン・フォションと申します。

本日は「ぽんぽこパン」という少しマイナーなセレクトで、
お話したいと存じますことよ。
うふふふふ。

「ぽんぽこパン」
ゲーム会社の大御所コナミ様のMSX作品ですわね。著作権の関係を考慮して写真は控えさせていただきますわ。

ゲーム内容をざっくりと説明致しますと、

オートメーション(当時は画期的だったのですわ。)パン工場で勤務の優しいジョー爺が、
パン目当てに製造の邪魔をするタヌキを、
催眠銃で眠らせた挙げ句蹴り飛ばし、
無事パンを焼き上げて、貧しい子供達に振る舞うという内容ですわ…
というのはほんの冗談。

このゲームはパンの製造工程を勉強するためのソフトであり、「社会科」に分類されておりますの。
ではわたくしも一般市民の社会を学んで差し上げることに致しましょう…。


~プレイ中~
ここから焼き上がりまでパンを運ぶコンベアを止まらせないように、
機械のスイッチをオフにされたらオンに戻せばよろしいのね。

まあ可愛らしいタヌキですこと。
でもキツネのマフには及びませんわ。
おどきなさい。(蹴。)

なかなか難しくてよ。

まぁジョー爺。
あなた、「優しい」とあるけど、
ちっとも優しくないよう
に見えましてよ。
擂り粉木を持ってすごい形相でタヌキを追い掛けているんですもの…

ところでその催眠銃はどこで仕入れたのかしら?
白状なさいな。

まぁ…メタルギアのスネーク様?
そうですわね。
あの方ならば、
ゲノム兵を眠らせる道具などたくさんお持ちでしょうね。
でもチャフでタヌキと王蟲は足止め出来なくてよ。

それにしても
「傷をつけずに眠らせて対処する。」
動物に優しいですわね。


ところでジョー爺。
勤務時間が
[8:00~17:00]となっているけれど、
これは職務怠慢ではなくて?
わたくしはよくわからないけれど
これでは
“さらりーまん”や“ぱーとたいまー”
というのとほぼ同じですわよ。

なんですって。
子供達が学問を終えて帰る時間に合わせている…と?

それなら納得も出来ますわね。
でも普通のパン屋なら朝の5時に起きるのではなくて?
もっと早く起きなさいな。

それからクロワッサンと食パン以外にもレパートリーを増やさなければ、
あなたの店ではタヌキはおろか、
いずれ閑古鳥が鳴きますわよ。
それにただでパンを配るなんて…
職員にお給金も払えませんわ。

パンが無ければお菓子を食べればよろしいのよ。

皆様もそう思いませんこと?

あぁ。わたくしもう疲れたわ。
これにてレヴューはおしまいに致しますことよ。

それでは皆様、
失礼あそばせ。

あ、一言よろしいかしら?
「アンティークス」では製造工程が無いように見えるのだけれど…
きっとわたくしの見間違いだわ。
お気になさらないで。

では皆様ご機嫌うるわしゅう。
神保町の岩波ホールで放映中の作品を、
見に行ってきました。

夫に先立たれ、
一人で余生を過ごすことになった老女が、
クレアモントというホテルで様々な人間と出会い、
フリーの小説家である青年の為に人生の奥深さを教え、
青年も老女の人生に大きな優しさや、愛を与える…
そんな内容の心暖まるお話です。


突然ですが私の家から岩波ホールへ行くのには交通手段が少しやっかいなのですが、
このシアターの作品は遠くから足を運んで見る価値があると感じます。
ここでしか見られないという点も大きいですが。

古くからある、年配の方々に親しまれるシアターです。
すぐに満員です。

神保町といえば楽器や書物の宝庫。
小説や詩を読んだ後に、シアターに立ち寄ることも多いのでしょう。
なんとも…素敵です。

派手なアクションや極端なセクシャルでは無く、
人間の本質や、心に訴えかける作品が多いです。

特に「セラフィーヌの庭」という女性画家の話しを題材にした映画を見た時は、
人間どこでどうなるか本当に解らない。
でも主人公は本当にただ真面目だったんだ。
と感じました。

内容は…機会があればぜひ見てください。
少々重たいと感じるかもしれませんが、
人間の根底のようなものを味わえることと思います。

岩波ホール、まさに芸術と文学の結集地です。
オールキャスト劇団四季!また違う感動がありました。

吹き替えもよかったのですが、
ラウルとクリスティーヌが雪の中、愛を誓う場面で、
ファントムが叫ぶシーンがありますよね。
あれはファントム役のジェラルド・バトラーの叫びのほうが、
リアルだなと思いました。
四季の劇を直で見たら多分違うかもしれませんが…
ファントムの悲しみと憎しみ、嫉妬、絶望などをこれでもかと言うくらい表現しています。


吹き替えでよかったのは登場人物の躍動に声がピッタリあっていたことです。
さすがは劇団四季。
オペラ座の怪人を演じていらっしゃるだけあって、
台詞の抑揚は心地好く、
盛り上がりはとても激しかったです!

しかしカットが多かったような気が…。
気のせいかな?

個人的にはファントムびいきなので、ラウルはいなくなればいいのにと思ってました。(酷い。)


やっぱり良かったです。
今度は演劇を生で見たいです。