2018.7.18
~フランスにて持続可能な生活体験~
できるだけ多くの情報を読者の方に提供し、
・持続可能性
・環境保護
・自然との共生
・オーガニック
等に興味ある方の役に立てればと思います!
<一覧>
1. 経緯
2. 現地での暮らし
3. コミュニティの運営
4. 持続可能な暮らしの実現手段
5. コミュニティの課題
Ecolonie詳細⇓
フランス・パリからナンシー駅まで電車で約2時間、ナンシー駅からバスでヴィッテル駅まで約1時間、
そこから迎えの車に乗り、約30分のフランス東部 Hennezelというところに位置するEcolonieは、
「持続可能性・芸術・創造性・霊性」
をモットーに1989年にオランダ人によって設立された永住者15人うち3人子供(2018年6月23日データ)と、本当に小さなコミュニティ。
環境負荷を最低限に抑え、自然環境と共生することを方針としている。
1.経緯
今回、私がこのコミュニティに短期滞在しようと考えた理由は、
現在、自分の自習題材としている「木質バイオマスの利活用」がきっかけ。
木質バイオマス(間伐材、未利用材、建築廃材、製木廃棄材等)というのは、
約100年後に枯渇が懸念される「石油や石炭・ガス等の有限資源」の代替エネルギーとして
特にヨーロッパの国々で多く利用されている再生可能な資源のこと。
様々な問題があるが、、
日本でも、この資源を利活用したエネルギー生産は約25年前から検討され、
今ではFIT制度という力を借りながら、数多くの企業また自治体がこの運営に取り組んでいる。
要するに、いつか枯渇する資源から再生可能な資源に切り替え、
「持続可能な暮らし」 を作ろうとする考えから生まれた一つの手段が、
「木質バイオマスの利活用」
書籍や文献に目を通し、教授やNPO法人の会員の方ともお話をさせて頂き、学んでいるうちにふと、
「そもそも持続可能な暮らしって実際、どんな暮らし?」
と疑問を持った。文面では何度も目にするが実際にどんな暮らしかは知らない。
理解はしているつもりだが、きっとそのイメージしたものとは違うだろう。
先進国、大量消費社会、次から次へと知らない間に新たな技術が生まれ、
利便性を追い求めてきた環境で育ってきた私たちにとって、本気で「持続可能な暮らし」を考えるまた、
経験することは程遠いものだと思う。
また、近年では、いろんな場所で持続可能性という言葉を聞くようになり、
多くの観点から持続可能性は語られている。私の場合は「エネルギー生産」の観点。
「持続可能性」。国、世界が2030年までに掲げた目標もあり、聞こえはすごくいい。
かっけぇ、、なんて思っていた。これに自分が貢献出来たら、、、みたいな。(笑)
でも、その実現した暮らしを知らない。エネルギー生産という観点から持続可能性を考え、
学んでいるけど、現在の暮らしから自分が「持続可能な暮らし」をただの理想としか見ていないと思った。
そのため、どの程度の持続可能な暮らしを私は今、学ぼうとしているのか、望んでいるのか、
実際に自習題材の暮らしをしたことがないやつが文面だけ見て、「持続可能な暮らし」なんか学べない思い、
持続可能性・環境保護の先進諸国であるヨーロッパで実現した暮らしがあると聞いたことやヨーロッパで留学中ということもあり、
ヨーロッパ中のコミュニティを探し、Ecolonieを見つけ、短期滞在することを決めた。
今回、このEcolonieにした理由は
・もう一つ依頼していたコミュニティに断れた。
・正直今回は、再生可能エネルギー生産の観点を重視できていなかった。
・「持続可能性」をサイトに記載していたから。
今回の反省点の1つ、
元々、夏休み期間中以外にはどこかで滞在しながら自習題材に役立つ経験また情報を得るという時間はないと思い、
急いで何かしないと、と思い立ち、結果エネルギー生産の観点を欠いてしまった。
経験と共に何を学ぶべきか明確に整理できていなかったのが、一番の反省点。
ただ、エネルギー生産の観点以外からも持続可能性を見つめるという点では、無駄ではなかったと思う。
そのことを証明するためにも以下にEcolonieの情報をしっかり発信していきたい。
2.現地での暮らし
人口:約50人(住人) ※私のような短期滞在者を合わせて50人程度
面積:7ha
住人国籍:95%オランダ人
気温:平均約 20℃
湿度:平均約 37% (滞在期間データ:6月12日~24日)
このコミュニティの広さは農作地や畜産場も含め、約7haで気温は昼と夜で変動が大きく、
昼は日が照るとかなり暑さを感じ、夜は羽織るものが必要だった。真夏でも夜には羽織るものがいるぐらい冷えるという。
湿度は日本とは違い、低くかなり生活しやすいものだった。
様々な発見があり、驚くことばかりで色々と書くことはあるが、主に印象的だった、特徴的だったところを記載する。
① 約95%オランダ人
② 統制されたコミュニティ
③ 住居
④ 食事
① 住民のほとんどがオランダ人
HPを見たときはオランダ人もいるのかぐらいの勢いだったが、
ドイツ人と日本人の私を抜いて、全員がオランダ人。オランダ語が話せるともっと暮らしを楽しめること間違し。
・オランダ人のほとんどが3か国語話せる。
彼らは英語、オランダ語、フランス語またはドイツ語を年齢関係なく、話せると語っていた。
「オランダの国土」が小さく、隣国と渡り合っていくためという理由で語学教育に力が入っていたという。
滞在期間中、英語で会話していたため、彼らの語学教育のレベルの高さを感じた。
・住民とゲスト
上記で少し述べたが、このコミュニティには約50人の住民(永住者・短期滞在者)がいた。
しかし実際、その地にいるのは永住者・短期滞在者に加え、ゲスト(客人)。
私のような短期滞在者・ワーカーは
自分で滞在前または滞在中に滞在期間を決め、労働と引き換えに住居と食事を提供してもらうことができる。
つまり、働き手はコストはゼロ、かかるのは現地までと帰りの交通費くらい。
永住者は、創立者の方々と、短期滞在を通して、決意した方々のこと。
ゲストというのは、お金を払いキャンプ用具や土地を借りて、その地で休暇を過ごす方々のこと。
もちろんこの方たちには労働の義務はなし。食事も有料で提供してもらえる。
このコミュニティでは、農作地、畜産場またガーデンなど自然豊かな環境が広まっており、
私の滞在日数が経つにつれて多くのゲストの方々を見るようになった。
② 統制されたコミュニティ
上記の通り、食事も寝床も提供してもらう代わりに住民(ワーカー)には労働という義務がある。
・1週間スケジュール
ワーカーが働く時間は8時間、それに加えて当番制でキッチンの仕事(週に約2回)が割り当てられる。
8時間の合間には休憩が2回、昼食があり、8時間の労働を終えた後に夕食が待っている。
基本的に水曜の午前中と土曜の午後に半休、日曜が全休になります。その日にキッチン当番になれば、代休がある。
仕事は大きく農業・建築・キッチンの3つ。その中で自分の興味のある分野を選び、Ecolonieのコーディネーターの1人であるJohan(ヨハン)さんとメールでやり取りを通じて、仕事を決めてもらう。
もちろん、自分のやりたいことをはっきりと言っていかないと話が進まないし、相手もわからない。「オランダ人ははっきり物事を言うし、行ってほしいと思っている。」と多くの方が話していた。それ次第で、新たなことをやれることになることも。
・役割
といっても、最初の一週間程度は希望関係なく、いろんな体験をさせてもらえる。
実際に働いた経験をもとに自分が本当に従事したいものを決めるという方針だという。
私がやったことは、
イチゴ収穫・ベリー収穫・ジャガイモ収穫・レタス収穫・播種・除草・定植・仮植え・(外来種)害虫除去・キッチンでの仕事。
主に農作業。
コーディネーターのJohanさんが、毎朝、ワーカーに午前と午後の仕事を振り、一日がスタート。
驚いたのが、料理、機械・電気類、農業のそれぞれの分野で専門的な知識を持った方々がうまい具合にこのコミュニティにいること。
Johanさんは、
「専門性の持った人材を狙って勧誘したわけでない。Ecolonieに興味をもった専門性のある人材が来てから新しいことに取り組んでいるだけ。」
と。 前職や過去の経験から得られた専門知識をこのオランダから離れた地で生かそうと考えている人がこんないるのかと。オランダ人の環境保全や自然との共生に対する関心の高さがうかがえた。
③ 住居
日本で見る一般的な家の建築物はログハウスを除いて4軒。受付、ゲスト用、ワーカー用の宿泊施設。
私のような短期滞在者の寝床はログハウスかキャラバン(笑)
私はキャラバンで2週間過ごしたが、ベット、コンセントもあり、熱はこもっていたが、夜が寒いので快適だった。
④ 食事
ここでの食事にも驚きを隠せなかった。
完全ベジタリアンまたはビーガン食。まったく肉なしの生活。
ビーガン(絶対菜食主義者)向けには生物から作られた食材(はちみつ、チーズ、バター等)なしの食事が提供されていた。
蛋白源は主にマメ。私の主な蛋白源はチーズだった。
理由としては、住民のほとんどがベジタリアンまたはビーガンだったから。オランダ人の約20%はベジタリアンまたはビーガン(20%のうちの約1%)だと友人が言っていた。
彼らの食材の約90%は農作地・畜産場からとれるもの。
必要な分だけを収穫し、倉庫に保管し、調理し、残飯はたい肥・ぼかし(4.に詳細記載)として100%利用する。
つまり、食事面に関して、彼らはほとんど自立した生活を送っていることになる。
また、他地域に過度に依存せず、利益を上げるため、
森林を伐採し新たな農地を拡大するという欲望のない生活様式は持続可能と言えるのではないかと思った。
主食はジャガイモ、日本では見たことのない野菜、様々な種類のベリーはデザートに。
毎休憩時間、置かれているハーブティーもガーデンで収穫されたハーブを。
畑からとれた野菜をそのままキッチンに持っていくシェフの姿を見ると
「生きている」
ってことを強く感じた。
農業も、ろくに経験したことのない自分がここでの食住の「生きるため」の最低限の仕事を通して感じたことは、
「生きることってそんな簡単じゃない」なと。
大きな社会に生かされていること、その社会が自習題材に出てくる問題を引き起こしていることを再確認しつつも、
やっぱ農業機械や人間の開発したものは人間の暮らしをより快適にするために生まれた優れもので、
やっぱ進歩した暮らしがいいやと思うことも正直あった。
3.コミュニティの運営
このコミュニティに来て自分が一番気になっていたこと、 3.と 4.について永住者であり、
コーディネーターでもあるJohanさん、また各分野の専門性をもった方々に質問をぶつけながら話をしていただいた。
市街地からかなり離れた田舎にあり、自然環境にできるだけ負荷をかけないような暮らしをしているEcolonieはどのように生計を立てているのか。実際、電気もガスも買い、調味料や冬場に不足する食料は他地域から仕入れている、支出を出してるといっていた。
<支出>
① 食料・調味料(Ecolonie全消費量の約10%)
② 電気
③ ガス
④ 生活用品(生分解性洗剤・ソープ・トイレットペーパー等)
⑤ 肥料(有機肥料)
彼らが買っている調味料やほとんどの生活用品はBiological products。
(化学物質をほとんど含まず、廃棄や使用する際に自然環境への負荷を抑えたもの)
私たちが日頃使っているシャンプーは排水溝を通って、環境汚染に加担している。
(日本は比較的下水処理が進んでいるが。)
<収入>
① ゲスト 80%
② 畜産物の販売 15%
③ その他 5%
① ゲスト(99.9%オランダ人)
Ecolonieはゲストからの支払いでほぼ成り立っているようなもの。
年中通して、ゲストはこのコミュニティに滞在し、休暇を楽しんでいる。
最も多くのゲストが集まるのは、夏に毎年行われる「お祭り」の時期だという。
どのような祭りかというと、一番最初に述べたように「持続可能性・芸術・創造性・霊性」というモットーの基に、
その分野に関連する職人を招待してワークショップを開くもの。
私はちょうどその祭りが開催される前に滞在を終えたので、見られなかったが、
毎年平均300人程のゲストがこの地を訪れ、7日間にわたる祭りを楽しむという。
食費を聞いたが決して安くはなかった。
・宿泊費
・キャンプ用具レンタル費
・食費(1食:昼食 12€=約1600円 夕食 約2300円)
・祭り参加費
しかし、なぜこんな遠い土地に高い費用をかけて、こんなに人が集まるのかと疑問に思い尋ねたが
行っている広告はオランダでの
・雑誌
・新聞
だけだった。
しかし、いろんな方々と話していると、「口コミ」が一番の宣伝になっていたと思う。
ほぼ全員「友人から聞いた」「職場の人に聞いた」などの理由だった。
現に、このコミュニティを設立したのもオランダ人、ベジタリアンやビーガンであるのも関係しているのか、
オランダ人の自然環境・持続可能性に対する意識はかなり高いものだと再認識した。
また、住民の方々と話していると、彼らのこのコミュニティに対する信頼や愛着もすごく伝わってきた。
② 畜産物の販売
全体収益の15%を占める畜産物とは、
ヤギ乳から生産されたチーズのことで、フランス地元のオーガニック商品を扱う店で販売しているとのこと。
私たちの食事にも毎回このチーズが出てきて、肉が出ないものだからチーズをむさぼっていた。
販売はしていないと、言っていたが食卓にはいつもヤギ乳があり、それも私にとっては蛋白源の一つであった。
③ その他
全体の5%を占めるその他は、
花畑から収穫した花を使ったフラワーティー、ベリーをEcolonie敷地内の店また、Web販売して得る収益のこと。
4.持続可能な暮らしの実現手段
①ぼかし・堆肥
②汚水浄化装置
③ソーラーパネル
④生分解性洗剤・ソープ
⑤薪ストーブ
① ぼかし・堆肥
Ecolonieに来る前に10年ほど、「ぼかし」作りに携わってきたヨンさんに実際に作る過程を見せていただきながら、話を伺った。
「ぼかし」には
・嫌気性環境で作成
・悪臭を比較的に抑えることができる
・農作地に施用後作付け前に数週間放置
・比較的短期間で作成することができる
という特徴があり、堆肥とは異なる点がいくつかある。
堆肥も同様に作っていたが「ぼかし」の方がいくつか手間が省けるらしく、ぼかしメインだった。
この「ぼかし」は100%キッチンから出た残飯また廃棄物で作られており、この有機肥料を農作地に還元することで、
余計な肥料を外部から仕入れる必要がなくなる。
また、何より生ごみを排出することなく、大きく言えば、温室効果ガスの削減につながる。
↑ぼかし
↑堆肥
母校である大学の実習で作成した堆肥の作り方とはかなり異なるものだった。
② 汚水浄化装置
最初、この装置の存在を聞いたときはここの方々が作ったのか思ったが、
外部から仕入れていた。トイレやキッチン、洗面台から出る排水をこの装置で下水処理をしてから最終的に排出されるという。
③ ソーラーパネル
一つの建物の屋根には約16m²のソーラーパネルが設置されていた。その利用先はシャワーに使う温水。
太陽光で集積した熱を貯蓄し、シャワーで利用される熱を一部賄っている。
しかし、その16m²ほどのソーラーパネルではこのコミュニティの全需要を賄うことができておらず、ガスにまだ頼っているのが現状とJohanさんは話していた。
エネルギー面ではまだまだ問題があるように思えた。
④ 生分解性洗剤・ソープ
庭園からとれた花で、商品化したフラワーティーやベリーを直売していたので、
住民の方々が強調して言っていた「生分解性シャンプー・ボディソープ」もここで作られているんじゃないかと思ったが、
それも他地域から仕入れていた。
キッチン洗剤の使い方また食器の洗い方にも特徴があった。
ケースに水をため、その中に洗剤を入れ皿を洗うようにしている。それによって余計な水の使用量を減らしていた。
ケースは3つあり、
1つ目で汚れを落とし、
2つ目で洗剤と共に完璧にきれいにする
3つ目で洗剤も落とし、仕上げをする
何人も使っていたら汚くなる、と思うかもしれないがこれは慣れるしかない。
腹も壊していないため健全だと思う。(笑)
シャンプーやボディソープに関しては義務ではないが、
可能な限り「生分解性のものを使ってください」のような空気が漂っていただけに、
コミュニティ内の小さなショップには環境への負荷が少ない商品がずらっと並んでいた。
シャンプー・ボディソープ・リップ・ハンドクリーム・マッサージオイル・洋菓子・オーガニック食料品等々。
⑤ 薪ストーブ
畑や家の周りには薪が積まれていた。日本ではほとんどの地域で見られない光景ではないかと思う。
ここのコミュニティに限らず、ヨーロッパの国々では少し都市から離れた町に行くと同じ光景を目にする。
彼らは薪を暖の燃料として利活用している。
このコミュニティにはエアコンがない、夏は気温が日本のように高くないのもあるが、
冬は自分たちで収穫し、乾燥させた薪を使っている。
※ヨーロッパの国々でもエアコンがない世帯は山ほどある。
つまり、上記でも記したように再生可能な資源を燃料としているため、
石油や原子力を使って発電をし、暖を得ている日本の暮らしより「燃料の埋蔵量・環境への負荷」の面で持続可能であるといえる。
5.コミュニティの課題
最後に、Johanさんに思ったことを聞いてみた。
① エネルギー生産元は変えないのか?
現在、フランスからの電気に頼っていると話していたが、
つまりフランスのエネルギー全生産量の80%以上を占める石炭・石油・原子力により発電される電気に頼っていることになる。
また、同じく有限資源で二酸化炭素を排出するガスを使用している。
それは「自然環境との共生や持続可能性」に反しているのではないかと聞いてみた。
Johanさんは、
将来的な目標として、太陽光発電システムでこのコミュニティの消費エネルギー量をすべて賄いたいと話していた。
いつになるかはまだ不明らしい。
近年、ソーラーパネルの製造に多量の温室効果ガス排出量が要する、また、
環境に悪影響をもたらす腐食剤(水酸化ナトリウム、フッ化水素酸)がその製造にしようされていることから真偽を問われているため、
木質バイオマス熱電併給についても、検討しているか聞いてみた。
専門的な知識を持った人材がくればそれもよしと話されていた。
少し、本当に実現するのか気になる。
また今の永住者や短期滞在者の人数、人材を募集していない方針では進まないのではないかと思いもした。
② 永住者 「少子高齢・人口が少ない」
Johanさんからは、一番は「永住者がまず少ないこと、そして少子高齢であること。」
が大きな問題であると教えてもらった。
ワーカーが約50人いるといったが、その7割が短期滞在(数週~数か月間)の方々であり、数年住む人や永住できる人が少ない。
それでは一定の仕事を誰かに任すことができず、専門的に学んでもらうこともできない。
それが新しい試みを妨げているのかと感じた。
数年でもできるだけ長く滞在できる人を待っている、
そうでなければ将来このコミュニティを引き継いでいけないし、発展を支えていくことができないとも話していた。
その解決策でもないけれど、まずはこのコミュニティについてオランダ人に関わらず知ってもらって、
ここでの暮らしを体験してもらうことが重要と思い、
この情報を発信しているという理由もある。
~最後に~
ある女性ワーカーになぜEcolonieに来たの?と聞かれたため、
日本にはこんな問題があり、その問題を分析するための第一歩としてきたことを伝えると、
「確かにここでやっていることはいいかもしてない、けどきついわよ。」と言われた。
ここでの短期滞在を終えた後だから「確かにきつい」とわかる。
しかももっと長期的に滞在していたら自分の気持ちはどう変化したかわからない。
正直、このコミュニティレベルで「持続可能性」を考えたいかと言えば、絶対無理だと言ってしまう。
学んでいることとやっていることが矛盾しているといわれそうだが、
今までの人間の利便性を求め、発展してきた環境からこのようなコミュニティに移住するのは相当な決意がいると思う。
これらのことを考えているうちに、
「どこまで持続可能性を追い求めていくか」はかなり重要だと思った。
今の暮らしを崩さずに、やれることがあるのであれば、それをやったほうがいい。その後で、次やるべきことを考える。
しかし、私たちが今までのような暮らしをしていれば、将来負担しなければいけない負荷は必ず大きくなる。
であるから、日頃の小さい取り組み(エコバッグ・ゴミ分別)から見くびることはできないなと思った。
~以上。Ecolonie 短期滞在報告でした。~
長文、読んでいただきありがとうございました!
この短期滞在を通して、
「同じ失敗を繰り返している」「目標にあった正確な取り組みができていない」という自分の課題も出ましたし、
自分のことはしっかり発信できている点は良かったと思います。
まだまだ学ぶべきことが多すぎますが、1つずつ自分の決めたことに取り組み、確実に次につなげていきたいと思います。



















