いつもこの日

朝からソワソワして

落ち着かずに

1日を過ごす

昼になり

夕方の夕日を見ながら夜に星が出るように願い

夜を待つ

夜になり夜空を見上げる

君の好きな星が出てると

夜風に言葉をかける


おめでとう


何年も前に別れた

君の誕生日

あの日から一生をかけて忘れると誓った君の生まれた日

多分一生忘れないと思う


涼しい夜風に

タバコの煙を燻らせ

君の顔を思い出す


ありがとうもさよならも

言わずに

おめでとう

そう伝わるように

月に願いをかける

貴女が幸せであるように…
新幹線に乗ると

あの頃を思い出す

夢ばかりを大きく描いて

現実はとても小さく

みすぼらしい

でも

実家や地元に帰るために乗る新幹線は


大好きだった

誰を思うわけでもなく

乗る新幹線が…


今から

行くよ

独りってのは

たまにはならないと

夜にまた

光を求めて

酒飲みだな

頑張ろう
雨を遠くに見ながら

何を思い

寂しげな横顔をして

誰を考えるのか

隣にいるのは僕なのに


繋いだ手は

誰のために

力なく握り返した

君の手は

すごくしなやかで

儚い


君の目の前にいる僕は

無力で

雨にすらかき消されそうに感じた


君はいつも言わない



サヨナラを