無事、健康診断も終わり、
自宅でお好み焼きとビール。
お酒を控えていたわけではないけど、
健診が終わった開放感で一層ビールが美味しい。
食後は昨日いただいたシナモンスティックを
使っていれた豆乳チャイを飲みながら、
昨日見た「裏切りの街」について振り返る。
20代の無気力なフリーター男子と、
来年40歳になる貞淑な専業主婦が出会い系サイトで出会い、
恋愛をし、逢引を繰り返すお話。
お互い名前も知らず、何かを求めるわけでもなく、
大切だと思えるパートナーがいるにもかかわらず、
身のない「浮気」を繰り返す。
「裏切る」という行為の罪悪感を多少なりとも感じながらも、
惰性で続いていく二人の関係。
何だろう、現実からの逃避なのか、
刺激を求めてなのか、
ただただ、流されているだけなのか。
大切なものはすぐそばにあることは
わかっているのに。
そんな「裏切り」を繰り返しながらも、
家に帰ればそこにある関係を何事もなかったかのように続ける。
それは人間の強さなのか、弱さなのか。
ずるくて不快ながらも、己の幸せの妥協点を掴もうとする姿に
三浦さんが描きたかった人間らしさを感じた。
お芝居の後にある人が三浦さんの舞台は
見た後に空しさが残る、といっていたけど、
私は三浦さんの描く、人間の汚い部分の間に見え隠れする
誠実さだったり、優しさだったり、
でも結局は汚くて弱くてずるい、
そういう部分に愛おしさを感じる。
お芝居後に三浦さんにお会いする機会が
あったけど、とても人間らしく、
純粋で真っ直ぐな目をした素敵な方でした。
大好きな秋山菜津子さんの姿も
見ることができ、至極幸せ。
キャスティング、演出、舞台装置、
そして音楽ともに個性的かつリアルで
身にしみるよい作品。
機会があったらもう1度見に行きたいな。


銀杏BOYZ-
「僕たちは世界を変えることができない」