タイトルの中国語は雰囲気です
2019.9月は、新しいプロジェクトが始まり、半月ほど中国にいました。
契約先の会社で、ワンルームマンション、借りてくれました
中国は大家さんとの交渉で家具を入れてくれます。なので準備するものは特になし。
そのときの予定では、今後半年くらいは、中国2週間、韓国2週間、その間日本出張あり。って感じで、仕事が忙しいよりも、移動が忙しい感じでした。
月の半分一緒にいられないので、どうするか悩んだんですが、報酬が良すぎて。
オッパも報酬額を聞いて、「行っておいで!!」と。
中国は、近所の食堂も安いところたくさんあって、夜食なら150円くらいで食べられました。家ではフルーツ食べたり、コーヒー飲んだりするくらいになりました。出前もたくさんあります。
中国は意外と油っぽいものばかりではないので、日本人にとっては食事に問題はないと思います。(韓国料理しか食べない韓国人にはかなりきつい)
決まったところに行くことが多いので、食堂のおじさんと仲良くなったり、近所のおばさんに広場ダンス誘われたり、ホテルにいると分からないことたくさん知りました。
中国の会社に出勤してみると、競争がはげしい世界であることが手に取るようにわかります。私はこの会社では対カスタマーとの調整が主な仕事ですけど、技術スピードが早くてついていくのに大変です。
深圳にいたので、すぐ香港という良い立地。週末は香港で過ごしたいな、なんて考えてたんですが、現地の中国人に聞いても、行かないほうがいいと言われ。。。
結局、深圳に主にいて、普通の会社員のように過ごし、夜勉強する時間もあったので技術的な部分、置いていかれないように結構頑張りました。
そして、深圳で公私ともに仲良くしてくれたのは、朝鮮族のSちゃん。SE兼通訳の子です。中韓日話者で、普段も資料作り手伝ってくれたり、アシストしてくれる子なんですが、いくたびにお世話してくれてたんですけど、このときも、あれこれ気を遣ってくれました。
買い物に連れてってくれたり、ごはん一緒に行ったり、カフェで話し込んだり、Sちゃんがいなかったら、中国生活つまらなかったと思います。
日本や韓国のように、民族=国家ではない中国なので、Sちゃんの話を聞くと、国籍ってただの記号だなとすごく感じます。
Sちゃんは深圳に住むのは仕事だから仕方無いけど、同じ中国でも海外にいる気分だそうで、ソウルのほうが食べ物も合うし、人の情緒も近いらしいです。
反面、同じ民族なのに、韓国人の、差別はほんと嫌だよね。という話もSちゃんだからわかる話で。。
朝鮮族は貧乏だと下に見られ、私のような外国人とのハーフは認めたくないみたいだし、芸能人に良くいる韓国系アメリカ人に対してはゴシップがキツくて、実際、韓国国内では気分が悪いことも多いんです。
でも私たちはまだまだましで、ウズベキスタンの高麗人の人たちは韓国で日の目をみるような仕事にすら付けない方がほとんどで、オッパの取引先の工場に低賃金で詐取されて働いてる方たちもたくさんいるそうです。いわゆる出稼ぎ、休みなし。です。
民族、民族ってうるさいわりには、それなんですよね。。。
母が私たちに、バカにされない学歴と能力を身に付けろと言った本意はここにあります。
話はそれましたが、深圳はとても住みやすく便利な都市です。現金はほぼ使わないというより、使うことがいやがられる感じ。QR決済が徹底してて、コンビニもそこらじゅうにあるし、イオンもいっぱいあります。近所の移動なら、レンタサイクルも便利だし、バスも安いです。
薬は日本がいいかなぁ。。。
不便なのは、水。
水道水は歯磨きにも使わないです。韓国に来てからだいぶ慣れては来たんですが、ここは本当に病気になるからと警告されました。
あと、コーヒーがなかなか外で飲むと好みの味がなくて家でエスプレッソを作ってました。そもそもコーヒー文化がまだ定着してなくて、店によっては日本や韓国よりも高いです。アイスコーヒーは外国人のためのラインナップですかね?探せてないだけ?
中国人がコーヒーに目覚めると世界のコーヒー豆が足りなくなるそうです。冷たいのみものを好まないので、気温の高い深圳で冷たいものを欲する私たちはおかしく見えるのかもしれません。
基本はもちろん仕事ですが、かなり楽しんでいました。
そして、最初で最後となると思われる一人暮らしです