こちらも大人数集まっていた。
あらかじめ先生が来ることを知っていたわけだから、少し頭を使っていた。
ドアノブに傘をひっかけておく。
そう、トラップを仕掛けておいて、完全に飽ききる前にそれぞれ位置を決めて、隠れようという作戦。
押入にこうやって入った方が早い。誰が入る。など割り振り、入念に打ち合わせ、リハーサルもしていた。
「これで大丈夫だね!」
と、安心し、皆でワイワイおしゃべりをする。
そして、いよいよ巡回が来た。
………………。
先生「……皆、何してるんだ。」
生徒たち「えーー!?!?Σ(゜□゜;)」
バタバタガタガタ
一斉に押入に入ろうとしたから、頭だけ入って、お尻が丸見え。
頭隠して尻隠さず、というのはこのことを言うのだろう。
原因は、トラップの傘の掛け方がバランスとれすぎて落ちなかったのだ。
もちろん皆廊下に立たされた。
