出会いがあり、別れがある。


これは今までに、たくさんの場面で私たちが経験してきたことです。

たとえば……


学校での出会い、卒業…


職場への入社、ある日突然の引越し、転勤…

そして、同様に恋愛においても例外ではありません。


いつも恋愛がうまく行けばいいのですが、そうとは限りません。

最初はうまくいっていたとしても、別れがやってくることもあります。


ですから、あなたにとって見切りをつけなければいけない恋もあるはずです。

「他に好きなひとができたんだ……」
「君とは何か合わない……」
「もう付き合えない……」

別れるときに伝えなければいけない言葉。


二人にとっても重く、つらい経験になるかもしれません。

そんなとき、あなたならどのように伝えますか?

ここではそんな恋に見切りをつけるヒントをお教えします。


さて、本題の前にこんなお話を。

「服従の心理 アイヒマン実験」という本に出てくるスタンリー・ミルグラム。


この本にはミルグラムが行った心理実験が載っているんですが、その中にこんな実験があります。

その内容は…。

教師役と生徒役に分かれて、問題を生徒に回答してもらうのですが、もし問題を間違えた場合は教師の方が生徒に電気ショックで罰を与えてください。

というものです。


さらに、「間違いの回数が増えるたびに電気ショックの電圧を上げてください」 と付け加えます。

でも、この生徒役の人たちはサクラなんです。


実際に電流が流れるわけではないのですが、迫真の演技で電流が流れているように被験者に思わせたのです。

この実験の狙いは教師役の被験者たちが、生徒役の人にどこまで電圧を上げて電気ショックを与えることができるかを調べる実験だったんです。


そして、実験は大きく4つのパターンに分けられます。

1. 遠隔条件
電気ショックを受ける生徒が、教師とは違う部屋にいるという条件。


2. 発声条件
生徒は教師と違う部屋にいるんですが、その抗議の声だけが聞こえてくる状態。


3. 近接条件
教師と生徒が同じ部屋で、1mほど離れた場所で電気ショックを受けるという条件。


4. 接触条件
教師と生徒が同じ部屋で、さらに電気プレートに手を乗せていなければ
電気ショックが与えられない状態。


以上の4つのパターンで実験したところ1.2.3.4の順番で与える電圧は下がっていきました。

簡単に言うと

相手との距離が遠い
姿が見えない
感触を感じない

ほど、相手に与える電気ショックが大きくなったわけです。


つまり、「より残酷になれる」 というわけですね。


これはほかのことでも同じなんです。


そう、別れのときでも……。

別れの言葉を言うときには電話やメールに比べて、実際に会って言うのはいいづらいものです。

プロのホストが使う別れの技術にも 「少しずつ連絡を減らす」 ということから、実際に会うことで別れられなくなる危険を身に染みて感じているからでしょう。

こうすることで、相手に心の準備をさせ、最終的に連絡を取らなくするのです。


「目の前に本人がいると、情がうつって相手に対してつらい言葉を言いづらくなる」


これは確かではないでしょうか?あなたも普段さまざまな場面で経験していませんか?

ですので、別れの言葉をつげるときにはなるべく会わないほうがいいわけです。


そして、会うよりも電話、それよりもメールのほうが伝えやすいはずです。


では、電話かメールで別れをつげるのがベストなのでしょうか?


実は恋愛においては必ず Yes とは言えないのです。

恋愛の場合、別れを切り出されるということは、自分の価値や存在を否定されたことになってしまいます。


よって、フラれたときには自分を責める以外に方法はありません。

心理学には 「好意の返報性」 とは逆に 「悪意の返報性」 というものが存在します。


これは人から悪意を与えられた場合は悪意を相手に返すことを意味しています。

ですから、自分自身を否定された怒りを恋人に対しての攻撃へと変えてしまうのです。


よってこのとき、相手が目の前にいなかったら……


メールや電話での別れでは、その攻撃衝動がより高まってしまい、相手を責めることにも繋がってしまうかもしれません。

しかし、ミルグラムの実験結果のように、相手と直接会って話せばそれほど高い攻撃性は生まれません。

会って別れを言うことで、相手の表情を見て気持ちを判断し、徐々に 自分の気持ちの整理をつけるわけです。

会うことで、相手の気持ちを優先するか……


電話やメールで自分の気持ちを優先するか。


時間はかかるけれど、徐々に連絡する回数を減らすプロのテクニックを使う……

この答えはあなた自身でゆっくりと考えてみてください。



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