夜とあさのすきま -35ページ目

夜とあさのすきま

音楽と美容について語ってみたりする・・・予定。

母は昔から職人になりたかったそうで、畳職人や左官の仕事をずーっと眺めているのが好きだったらしい。


現代社会において職人という仕事自体が減りつつあるのかもしれないけれど、人間にしかできない技。

職人さんというのはやはり素晴らしい職業なのだなと思う。


職人とは呼ばないかもしれないけれど、アーティストもまたある意味職人らしい。

何もないところからモノを作り出す行為。すごいなぁ。



現代美術作家の深堀隆介さん

http://www.youtube.com/watch?v=21bFpgEfDFM


「金魚絵師」という名前を持つらしい。

本当に魅了された。素敵だ・・・・

先日仙台の先生と連絡が取れた。

大変な中で頑張って仕事をしているようだ。


「ありがとねー」と明るい様子でなんだかこちらがほっとした。



メディアでよく見かける震災がらみの「絆」

新聞報道にあった、南三陸町でずっと放送をして津波で亡くなった女性の「天使の声」


全てを美談に仕立て上げていく風潮に違和感が止まらない。


そんなこと、望んでいたんだろうか?



できることをしていく。

生活を取り戻していく地道な作業の積み重ねの中に復興が見えてくるのだろうか。


【読了】

「『ジューシー』ってなんですか?」 (山崎 ナオコーラ) ★★★☆☆


「職場小説」と銘打たれた小説。

「人のセックスを笑うな」を書いた著者の作品。久々に読んだ。


淡々とした日常。繰り返されるルーティーンワークと人間関係。

職場って独特な場所だよなぁ。と思わされる内容だった。

楽しい内容ではないし、希望がありそうでないような展開だったけれどそんな中でも生きていく・働いていくということの可能性や大げさだけれど人生ということについての道のりを思い出させる感じ。


傑作!というほど派手ではないけれど、じわじわ染み込む小説かな。


ネットでレビューを見たら著者のことを「哲学的な文章を書く」などと評しているものをいくつかみた。

ほお、この誰にも肩入れしていない淡々とした感じを「哲学的」というのだな。





<最近のこと>

引越し作業でくったくた。

けれど仕事は続く・・・続く・・・・どこまでも。



♪今日の一曲♪

長澤知之「カスミソウ」