いすとりゲームのホラー映画。


最初のあれ、いるかーっていう。

最後まで明かされてほしいことが

明らかにならないなんじゃこれ映画。


設定とか内容はおもしろいのに。

肝心なところが伏せたままっていう。


最後の展開とか予想できるし、

そんな大そうにせんでいいから、

最初のあれはなんやねんとはっきり

してほしかったなぁ。いつから始まったとか。


とにかくおどろくほどのB級映画。

中身はおもしろいから、見なきゃよかったとは

思わないけど、終わった後の感じがすごい。


すっきりしまてん。

うーむ。


超むずいっていうか、

超理不尽っていうか。


まったく納得のいかぬ話。


ある学校の生徒の日常やねんけど、

時間軸ばらばらやし、インタビュー的なのの

挿入の意味もあまりわからず。


だれかが死んでしまったんやろうなっていうのは、

初めからにおわせてるんやけど、だれがっていうのは

最後までわかんなくて、結局えーってなった。


兄妹の話もいややしな。

結局あんまり関係ないし。


もっとちがう描き方があったように思う。

同じ題材でも。かといって私には作れないけど。

乱射事件のドキュメンタリー的映画。


むずいぜ。


映像はきれい。


けど、こわい。

あんな感じかと思って。

犯人像、というか事件自体も、

詳しくはしらないけど。


色んな人の視点で、

時間軸ちょっとずつずらして描かれてる。


「明日、君がいない」と同時期に見たので

混ざり合ってわかんないけど、こっちの方が

完成度高かった印象。

農家に強盗が押し入って、

お金とかはなかったんやけど、

お母さんの首に時限爆弾を巻きつけて、

謎のカセットテープをおいて去っていって、

その爆弾をはずすために右往左往する話。


わけがわからぬ。


ありえへんオチやし、

いらんシーン多いし、

とりあえずよくわからぬ。


この映画の最大の特徴として、

ワンカットっていうのが謳われてるんやけど、

それ自体、全然功を奏してないっていう。


もっとカット区切って、

わかりやすくどきどきする仕上がりにしてほしかった。


85分の映画やのに、見るのに3時間近くかかった。

あまりに退屈すぎて、何度も休憩したから。でも、

見てよかったとはこれっぽちも思わなかった。


残念賞。


ジャケは格好いいのに。

スタイリッシュっぽいのに。

全然、片田舎のよくわからぬ

超B級映画でした。

浅見光彦シリーズ。

母がサスペンス好きやったから、

よくテレビで見てて気になってた原作。


お金持ちの坊ちゃん探偵の物語。

違う局で3人ぐらいの浅見さんがいて。


日蓮ゆかりの地を取材中の浅見光彦が、

テレビで見た山梨の宝石産業の実情を探るうちに

知り合った木綿子の周囲で起こっていく事件のお話。


古くからある宝石産業の人たちと、

近代的で新しいユーキっていう会社の軋轢とか、

本当かどうかわかんないけど、かなりリアリティがあって、

おもしろかった。あれ、内田さんの実体験に基づくんやっけ。


実は最後はあんまりインパクトなくて、あっさりしてたけど、

それまでのいきさつとか(結城家に乗り込むぐらいまで)

どきどきしておもしろかった。お父さんのくだりとか。


木綿子と浅見光彦の関係も。

へたれ腰の浅見光彦。


浅見側からと、木綿子側から、

二人の視点で違う角度、交差する時間軸で

書かれてるのがすごくおもしろい。二人の

心境を読めて。


期待裏切らないなぁ。大満足。

ほかのも2こぐらい読んでみたい。