以前、私の香水の先生が作曲と調香は似ていると言われていました。
その時は、その意味を理解できませんでした
作曲はたくさんの音を紡いで創作していきます
香水はたくさんの香りを紡いで創作していきます
いいメロディーは心に響く、いい曲は記憶に残る
いい香水は心に響く、いい香りは記憶に残る
私はフランツ・リストのメロディーが好きで、
ハンガリーのリスト記念館にも行ってきました。
女性と恋愛をたくさんしてきた
彼が書いた楽譜やメロディーはラブレターのよう
と、こんな表現をしている時点で
すでにフランスっぽく書いちゃってます
授業でハムレットやポエムを扱うようになったのはもっと前ですが、
最近、フランス文学に興味を持ち始めました
英語や日本語に比べて1つ1つの単語や文章が無駄に長いフランス語。
何かを説明するにもいちいち長い
日本語と同じ内容の文章を書いたとしても
フランス語の方がはるかに長くなる
ポンピドゥセンターに行った時から気になっていた本
右の本はカトリーヌ・ドヌーブが写っていて
おもわず買ってしまいました
左の本はファッションの本
私がフランスに来た目的の一つは、
フランスの文化、アート、オペラ、バレエ、舞台、美しいものを見て
美しい作品を創るための感性を磨くことでした
美しいものを知らなければ美しいものは創れない
プロの調香師も時々オペラやバレエを見に行ったり
絵画を鑑賞したりすることを大切にしているようです
音楽はアート、絵画もアート、香水もアート
音楽にはストーリーがある、絵画にもストーリーがある
そして香水にもストーリーがある