ニューヨーク。

それは世界の中心。
この街で様々な物語が生まれ、
そして毎日のように誰かがこの街から脱落する。
そのマンハッタンからすると、ブロンクスは異次元の未知の世界だという。ブロンクスは、マンハッタン島からスパイテン・ダイヴィル川、ハーレム川運河、ハーレム川を隔てて北東に位置する。
有名な施設といえば、ニューヨーク・ヤンキースのホームグラウンドであるヤンキー・スタジアム、そしてブロンクス動物園がある。
またヒップホップ、ブレイクダンスが生まれた地だ。
その昔、マンハッタンに住んでいた頃、日本人からブロンクスを車で案内してほしいと依頼を受けた。
当時の私は、その依頼を断った。ブロンクス、あそこは危険すぎる。そして長年の知人であり、ツアーガイド会社を経営するトミー富田さんにも頼んだが、回答は同じだった。
「危険すぎて無理だねぇ」
今、住むこの場所は、まさにそういうイメージのブラックホール。世界中のどこからか旅行にやって来て、まず足を踏み入れたくないエリア。
しかし今、ニューヨーク中で転々と住んできた20年の経験からすると、ブロンクスほど落ち着ける場所はない。
ここブロンクス、サウスブロンクが私と子供達にとって、もっとも安全な地域に思えるのだから、住めば都という言葉に嘘はないと感じる。
あなたも、ここブロンクスに来てみませんか?
エキサイティングな時間が過ごせるかもしれないし、そういうチャンスに恵まれないかもしれない。
