練習吟題

 

吟題・・・松前城下ノ作          作者・・・長尾 秋水           

 

海城寒柝月生潮          波際連檣影動搖

 

從此五千三百里          北辰直下建銅標

 

※松前城下の作(まつまえじょうかのさく)  長尾 秋水(ながお しゅうすい1779~1863)

  海城(かいじょう)の寒柝(かんたく) 月 潮(うしお)に生じ

  波際(はさい)の連檣(れんしょう) 影 動揺

  此より 五千三百里 北辰(ほくしん)直下に 銅標(どうひょう)を建てん

※通釈

  北海の城下町,松前の寒中の夜深く拍子木の音が冴えて,月は潮と共に海面に浮ぶ

  ,帆柱を連ねて波際に碇泊する多くの船は,海面に影をおとして揺れている。

  ここ松前から北へ五千三百里,北極星の真下に銅標を打ち建てて,我が国の領土

  であることを宣言して,夷狄(いてき)の手から守らなければならぬ。

※語釈

  ○海城・海辺の城。松前城をさす。 ○寒柝・柝は拍子木 ○波際・波うちぎわ

  ○連檣・帆柱を連ねて船がならんでいる。 ○北辰・北極星のこと

  ○銅標・銅柱の標識 

     社団法人日本詩吟学院学風会 吟詠教本参照

 

     ◎夷狄・野蛮な異民族

   時まさに来たれり。

   頑張れ日本!!!!!       byリオ