生活習慣病は、日本でも発生している重大な病気である。
日本では生活習慣に起因する疾病として主として、がん、脳血管疾患、心臓病などが指摘され、それらは日本人の3大死因ともなっている。
肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。
また肥満自体が生活習慣病のひとつともされることがある[5](なお、肥満に関連して起きる症候群をメタボリックシンドロームとも呼ぶ)。
また概説で説明したように、糖尿病(1型糖尿病を除く)・脂質異常症(家族性脂質異常症を除く)・高血圧・高尿酸血症などが挙げられることもある。
2011年の厚生労働省の国民健康・栄養調査で、10年前と比べて日本人が魚や野菜を食べる量が減り、肉食が1割近く増えていることが分かった。
厚労省は「野菜の摂取量が少ないと生活習慣病の発症リスクが高まる」としている。