熊本県が進める「緑の流域治水」について3日、

蒲島知事と人吉市の被災者が意見を交わしました。 

 仮設住宅に住む被災者10人が参加。 

 知事が流水型ダムを柱とした緑の流域治水について説明し、人吉市の復旧状況が報告されました。

 住民からは「地元に帰っても以前の生活が取り戻せるのか」など今後を不安に思う声が多く上がり、「子どもや孫のためにも、あらゆる治水対策を行ってほしい」と涙ながらに訴える被災者もいました。 

 これに対し知事は「安心して暮らせる流域治水を行いたい」と述べました。