・「パリのアメリカ人」
劇団四季でも演じられている名作。
使われている音楽がジョージガーシュインのもの。クラシックとジャズが融合したのりのいい音楽だ。

ミュージカル風に作られダンスも見物。
内容はパリに絵かきとして留学している男が見初めた女の子に告白するが、うまくはいかず…という話。1952年の作品で、アカデミー賞6部門を受賞している。



・「ティファニーで朝食を」
これも有名でいろいろなものに引用されるものの作品自体を知らないから娯楽というより教養のために観ている。
この作品は「ローマの休日」で有名になったオードリーヘプバーンが主演の映画である。
早朝、黄色いタクシーから降りたオードリーが人っ子一人いないニューヨーク五番街のティファニー前でクロワッサンを食べコーヒーを飲む。ムーンリバーの音楽が流れる。
見た目の優雅さに対して何か物悲しい雰囲気。
そんなオープニングが1960年代を象徴する。

ローマの休日では若くて優雅なお姫様の役だったが、一転ここでは謎多き朝帰りの娼婦の役。
当初はマリリンモンローにと考えられていた主役が役どころの汚さから拒否。オードリーにまわってきた作品とか。