キング・オブ・ファイヤー
というイギリスBBC放送の映画だ。

内容はヘンリー8世の生涯。ヘンリー8世は16世紀前半のイギリスの王である。日本ではまさに戦国時代そのものの時代である。


彼の特色はイギリス国内の宗教改革をしたところだ。
宗教改革は形式重視のカトリックに対して、形ではなく信仰心が大切なのだとルターがドイツで起こしてきた。
しかし、ヘンリーは違う理由からカトリックと縁を切った。それは男子の世継ぎができなかったため、違う女性と結婚したかったためという。カトリックでは神に一生の愛を誓ったならば離婚は有り得なかったからだ。
彼は生涯に6度結婚した。
が、男子が一人、女子が二人。
男子は生れつき病弱で、不安がつきまとった。日本や中国ならば妾の存在が認められていたが、イギリスはそういうのがなかったようで後継ぎだけを考えると大変だった。
ちなみに、女子のうち一人がエリザベス一世(バージンクイーン)で日本で信長や秀吉が活躍した時代にイギリスではエリザベスが大活躍した。

さてヘンリーは日本の武将なみに多くの人を謀反の罪で処刑をしている。

映画内だけでもばかすか処刑された。