台風という気象の目から見れば
台風上陸地点の和歌山も大阪・神戸・京都もこれから通過していく奈良、三重、愛知、岐阜もそんなに変わりはない。


ほぼ同時刻に同じ不安を味わっている。河川や崖、海沿いなどに住んでいる方はそれに加えての不安があろう。



現代人は恐らく縄文人に比べれば自然に対しての不安は少ない。

なぜ縄文人を引き合いに出すのかといえば、それ以前の人達の考え方が残るようなものがないからだ。


縄文人たちは(とはいっても地域差も年代差もあるだろう…縄文時代は日本では1万年ぐらい前から始まり2000年くらい前まであったと考えられている)
自分たちの種(子孫)を残すことにもっとも気をつかった。自然災害並に人から人が生まれる事実に神秘を感じ、人知を超えた力を感じたのだろう。


出土する土偶には女性が多く、あるいは男女の生殖器を象ったものが多い。



ただこの家族をうまく保てない現代人は多い。
一人身でも多少不安はあっても、家族を持つことの煩わしさやストレスなどを天秤にかけるのだろう。



かくいう
自分も家族をもってはいるが妻とは違う空間でこの大型台風を過ごしている。