いよいよ台風らしい風になってきた。この地方ではこのあと深夜0時くらいがピークになろうかと思われる。


一人、部屋に来て考えた。今から3000年以上前の縄文人やそれ以前の日本に住んでいた人達も毎年のように訪れる台風が来るたびにどうなるか恐れる気持ちになったのだろうなと。
明かりもないから家族で身を寄せ合って不安をしのいだに違いない。

家族とはヒトがヒトとして生きていくのに必要な最低限度の単位だ。
災害や外敵に対しては不安になるものだ。その不安から守り合うのが家族だ。


アメリカで911のテロが起きたあと結婚率が上昇した事実は余りに有名な話である。


今宵の台風は名古屋地区では高潮と時間が重なる。60年前の伊勢湾台風と似ているとニュースでやっていた。


だから…



いや
何と言うことはない
現代人は恐らく自然に対して畏れる気持ちがずいぶん減ったのだろう。
だから
家族を持ち、維持することも
守り合うというよりは豊かな生活をするためという要素が強い。


豊かさの価値観が違うとわかった時点で家族の絆は弱まる。

→続く