東急電鉄の本を読んでいたら果てしなく調べることがでてきた。

2日はほぼそれに時間を費やす。


渋沢は明治になって日本に株式会社というしくみを伝えた人物だ

いわゆる実業家だが三菱の岩崎や三井たちと決定的に違うのは会社経営により築き上げた財産は自分の財産にしなかった点である


事業は世の中のためにあるという哲学を持っていた方だ


本来、このような高邁な実業家がいたればこそ明治から大正、昭和へと日本の発展があったといっても過言ではない


渋沢は田園都市構想を持つ
東京の周辺地域で開発されていないところを宅地造成して鉄道で都心と結ぶという構想だ


現在の東急沿線が対象になった


有名なのは洗足や田園調布だ



会社経営として当時阪急電鉄宝塚線で手腕を発揮していた小林一三が呼ばれたが実務面で働ける人材を求めていた

月に1回、大阪から来て指揮するだけでは動かなかったようだ


そこで五島に白羽の矢が当たった


彼は渋沢の哲学を実行するために土地を買い、線路を引いた

途中に学校を誘致した
中でも慶應大学・都立大学は大きい


そして駅デパだ