NHKのドラマ10をDVDにしたものである
好評だったため、映画にもなったようだ


原作は角田光代
アラフォー専業子なし主婦が中心人物


お嬢さん学校の高校・短大を出て
就職し、結婚
子供もいないため銀行でパートとして働く


一見、幸せそうに見えるが
子作りに関しては無関心な夫
夫は何不自由なく食べさせてやっていると元お嬢さんに対しては経済的に困らせていないことを主張する


しかし
主婦はこれでは満足しない
彼女が求めていたものは自分の存在の必要性だから


世の中の誰かから必要だと思われることが
生き甲斐につながることは誰でも同じ?かと思う


彼女は顧客の孫が学生でお金に困っていることを知ると
顧客のおじいさんの口座からお金を引き出し孫の彼に与える
そのうちこの孫の彼の存在が彼女の心の渇きを潤していることに気付く


約一億というお金を不正に引き出し
私用に使った

最後は
予想通り
彼は若い彼女を作り
主婦は逃げる
逃れるといった方がいいかもしれない
タイへ逃亡するが裁きを受けることを望む

つづく