広島から瀬戸内海沿いに呉線という線がある


かつて日本海軍の軍港があった呉を通る全線単線の路線だ


呉は戦艦大和の大和ミュージアムがあることでも有名だが、ビルが立ち並び、都会の感じがした



瀬戸内海というと
古いが小柳ルミの瀬戸の花嫁の歌詞のイメージだ


車窓からの眺めも
いわゆる島じまが夕日の光線の加減で
シルエットで見えたり、間近に見えたりして飽きない


小さな船が
大きなタンカーが
忘れた頃に目に映る


この日は花火大会でもあったのか
浴衣姿のお客さんが福山駅に近づくに従い増えてくる


福山からは山陽本線の電車だ

途中、倉敷を通るが夜の景色では
何も見えない


ただ倉敷駅は電車から見ると、しっくいを使い、倉の街の雰囲気が出ていた


岡山に着いて
ここからは新幹線だ
のぞみに乗れば名古屋までは乗り換えなしだが
性分なんだろう

それを選択しなかった


実は
山陽新幹線には
九州からのさくら・みずほという名前の新幹線が乗り入れている

基本はのぞみと同じ車両なんだが
車内デザインが違うと読んだことがあり乗りたくなった


つづく