自分の料理のことをよく考えます。
ちゃんと通用しているのかな、と。
独自性という言葉は魅力的だけれど、
気をつけないと独りよがりにもなりかねない。
だから、ときどきフレンチの伝統料理に立ち返ります。
塩分濃度を決めて、余計なものを削る。
結局は「美味しい」と思ってもらえることがいちばん。
素材の味が、
どこかの記憶とつながったらいいなと思っています。
出汁の安心感のような、そんな感じ。
目の前のお客様が微笑む顔を想像しながら。
今日も、明日も、その先も。