琉瑋はとても縫に似ている。

レスキューしようとしたときはそうは思わなかったけど。


愛らしい黒い瞳がとても似ている。


縫は、ついに里親さんに巡り合うことなく逝ってしまった。


巨大食道症を患い、胃ろうチューブが出ている犬を飼いたいと思う人は稀だろう。


とても愛らしく健気な子だった。


今もよく思い出す。


縫のような子には二度と巡り合えないだろう。


いや、讃良も禧七も、どの子もそう。


当たり前だけど、唯一無二の大切な命なのだ