たくさんのお花に囲まれて。
最後のお別れに何人もが会いに来てくれて。
ゴボウくんもお別れの挨拶を
見守られながら旅立って行きました。
禧七(こなな)という名前は私がつけました。
「禧」という字には
幸いなこと・喜ばしいこと
という意味があり、
飼い犬にとって、当たり前なんだけど
保護犬にとって幸せなこと
・毎日の充分な食事と体調管理
・安心できる寝床
・お散歩
・お友達を作る
・楽しいレジャー
・医療にかける
・最期の看取り
この七つを約束してあげるという誓いを込めてつけました。
充分ではなかったかもしれないけど、
たくさんお友達もでき、レジャーに連れて行ってもらえ、
病院の先生やスタッフの方々にもお世話になり、
そして看取ってやることができました。
禧七に関わって下さった全ての方に感謝申し上げます。
実家で飼っていた柴犬同様、何をしても怒らない、ちょっと頑固だけど穏やかでマイペースな子でした。
誰にでも可愛がられ、どんな犬ともお友達になれた禧七のおかげで、私もたくさんの知り合いができ、その方達に随分助けられました。
こんないい子が殺処分対象だったことにショックを受け、保護犬の預かりを始めました。
禧七にとっては迷惑だったかもしれません。
そのせいで、気苦労もかけたと思います。
一頭飼いで可愛がられた方が幸せだったかもしれません。
ごめんね。
西宮に移って来て、親しい人の死で悲しみの淵にいた私を救ってくれた禧七
犬って本当に素晴らしい。
まだ泣いてばかりだけど、心からありがとう。
いつまでも大好き