本棚の整理(←実家)がしたいけどスペース不足で如何ともし難い今日この頃。
おはようございます!くれはです

突然ですが、
私のアメブロ内での名前『くれは』は、とある漫画のキャラから拝借しています。
今日はその漫画をご紹介したいと思います。
【きらきら迷宮(読み:きらきらラビリンス)】


2000年から2001年に少女漫画誌ちゃおにて連載された、おおばやしみゆきによるサスペンス推理漫画。全三巻。
(番外編が「グリーンウェンズデー」という、おおばやし先生の別作品の単行本二巻に載ってます^^)
あらすじ:
浅野ありすは、全寮制の美術系⼥⼦⾼に通 う⼥の⼦。⼩学校の頃、男⼦による集団イジメに遭って以来、徹底的な男嫌いとなってしまった。仲間達との平穏な寮⽣活を送っていたある⽇、転校⽣で、ありすにとっては新たなルームメイトとなる富⼠⾒きらがやってきた。きらの絶世の美貌と、 気取らない性格に、すっかり舞い上がるありすだったが、きらの正体は、実はとある事件の真相を調べにきた、⼥装した「男」で…。
(引用元 Wikipedia)
きらきら迷宮を初めて読んだのは小5か小6の時。
近所の古本やさんで立ち読みしたのがきっかけでした。
推理物が好きだったし、なによりも裏表紙の長髪の女装少年のイラストが気になり(笑)
(この時既にロン毛男子が好きだった模様)
ついっと手に取り、チョロチョロっと読み流すつもりが気が付けば本気読み。
その後結局しっかり読みきったけど
手元に置いて何度でも読み返したくって購入しました。
(ちなみに一、三巻は中古だけど二巻は新品で購入。)
〔もしかしてだけど~♪ダブル主人公?〕
主人公の【きら】

あらすじで記した通り、
異母姉弟・高野由枝の死に疑問を感じ、女装して不正入学(!)してきた頭脳明晰な眉目秀麗な男の子。
寮では男子嫌いの女の子・ありすと同室になり前途多難。
もう一人の主人公【ありす】

過去に男子に酷いいじめを受けたことで極度の男嫌いに。作品序盤で恋もしないつもりか、と問い詰める親友に『恋ならするよ、女の人と!』と豪語する。
美術は皆の中でも一目置かれる程の腕前。
女子高で友人達と楽しい毎日を過ごしていたが、姉の死の真相を探るべく女装して入学してきた「きら」と同室になってしまう。
こうして考えてみたら、この作品は少女漫画には珍しく
男の子、女の子のダブル主人公なのではないでしょうか。
全体的には少女・ありす目線で描かれていると思いますが、
なんてったって推理漫画。
物語を展開させていくのは探偵ポジションの少年・きらですし、
タイトルの『きらきら迷宮』には彼の名前が冠されていることから、作品内でのきらの重要性が感じ取れます。
〔寮〕
寮生活、という設定が大好きになったのもきらきら迷宮のおかげです。
(一巻は寮、二巻は学校、三巻は旅先で事件が起こる。)
寮や学校っていう閉塞的な空間で起こる事件って、なんだかとってもドキドキしませんか?
なんででしょう、理由を少し考えてみたりして。
犯人は同級生の中にいて、それはもしかしたら隣のクラスのあの子?…はたまた同室のあの子かもしれない…っていう緊張感が癖になるのかもしれません。
あとは
本来学生達で賑やかな学校や、寛ぎの場である寮が事件の舞台、、っていうある種ギャップみたいなモンに惹かれてるのもあるかも。
それから
私が寮生活っていうのに憧れているからかな。
大学の寮にいる友達は、
お風呂や台所は共有だから自由に使えないし、お隣さんの騒音問題に掃除当番、おまけにゴキさんも出たり(ゾゾー)と大変らしいですが、それでもやっぱり楽しいよ!と言っていました。

〔御三家が好き〕
作中では御三家と呼ばれ、生徒達の憧れの的である3年生の先輩方がいます。
構成員は
紫の上・帝・椿先輩の三人。
紫の上

帝

椿先輩

椿先輩以外は勿論あだ名ですが、この「御三家」という設定が凄く好きです(^_^)
そしてお待たせしました!
この紫の上こそ、私が名前をお借りしてるキャラクター!

本名:紫堂くれは
作品内でフルネームが出てくるのはたったひとコマ(それも貼り出された紙面上。)
なのですが、
綺麗な名前だなーっ
と思ってブログを始めるにあたり、拝借させて頂きました。^_^
〔すぐバレた〕
私の小学校の同級生は、やたらと恋愛の話が好きな子が多かったような、、(一般的にそういうものなのかな?)
ある日
クラスのボスザル的な女の子に『好きな人だれっ?!』と問い詰められ、
私は咄嗟に『きら。』と答えたものの、相手は『ダメ!現実の人で言って!』と食い下がりました(笑)
その頃はきらきら迷宮は連載終了して
何年もたっていたし
「きら」って名前は、現実でもそこまで珍しくないと思うのですがアッサリ見破られましたね……(笑)
〔作品全体で描かれる物悲しさ〕
きらきら迷宮の面白さは推理シーンは勿論の事、
きらと姉・由枝の過去や、由枝の友人であった紫の上との関係性が複雑で、狂気的で、怖さを感じます。
そしてそこが良い。
そういう怖さの中に儚さや切なさが描かれているのが、また良い。
【まとめ】
きらきら迷宮、推理物が好きな方にも、そこまで好きじゃない方にもオススメな作品です(^〇^)
全三巻と読みやすいですし、何年も前の漫画ですけど古本屋さんや、ネットで買えると思いますので気になった方は是非!
ではではまた明日
