●お酒はそれなりに好きで色々飲んできましたが、歴史や種類などを詳しく調べていくうちに自分で作ってみたくなったので自作してみることにしました。
そもそも自然界では糖分と酵母があれば勝手に発酵してアルコールが出来るわけですが、現在の日本では免許なしに1%以上のアルコールを作ると酒税法で罰せられます。
なので1%を超えないように作りましょう。
●一番簡単な方法
100%フルーツジュースなどに、イースト菌を入れてほっておけば勝手にお酒になります。
とはいえ効率よく糖をアルコールにするにはいろいろ条件があり、工夫する必要があります。
酵母には嫌気性発酵と好気性発酵があり、アルコールを作るには嫌気性発酵を行う必要があります。
平たくいえば、酸素がない状態にしなくてはいけません。
そこで瓶なんかで密閉するのですが、発酵するとアルコールと同時に炭酸も生成されるので単純に密閉すると瓶が爆発します。
なので空気の逃げる道を作って置く必要があります。
↓は今回使った瓶
100%グレープジュースにパン用の酵母(イースト)を入れました。
キャップはゆるく締めて炭酸を逃がすようにしています。
100%ジュースにイーストを入れてすぐに発酵がはじまりました。
20度前後の室温でほおって置くだけで発酵が続きます。
ジュースの糖分がなくなると発酵が終わります。
その後気になるならイーストのカスを濾して、ワインの出来上がりです。
冷やして飲めばボジョレーヌーボーみたいなフレッシュな味で、そこそこ飲めました。