最近、中国語の発音ピンインを学ぶ動画を作ってみました。全部で10課があります。講師は、私と語林の謝先生です。

この動画シリーズは次のよう特徴があります。

1・ピンインの仕組み
 多くの参考書で、ピンインの仕組みを「子音+母音」と教えています。母音の中に「二重母音、三重母音」などたくさんあります。じつは、これらの数多くの母音は、介音(i u ü)と他の母音と組み合わせてできたものです。介音を分かると、覚える発音の数は減るだけではなく、そのように発音する理屈も分かります。
 台湾で使われる注音符号は、「子音+介音+母音」の形を取っているので、この方法を使えば、ピンインと注音の対応関係も分かります。

2・手を動かして四声を覚える方法
 四声のポイントのひとつは高かにあります。高い一声と低い三声が分かれば、好吃 hǎo chī を「低い、高い」の形で読めばいいです。
 また、手を使って一文の四声をイメージすれば、中国語の抑揚が分かります。(第2集)
 最後に、間違えやすい四声の組合せを発音するコツをひとつずつ紹介しています。(第10集)

3・3つの「i」の説明
 ピンインでは、3つの異なる発音を i で表しています。とくに、巻き舌音zhi chi shi ri の i はほとんど発音しませんが、 i と書かれているので、誤解を与えてしまいます。台湾の注音符号の中で、zhi chi shi ri は子音のみです。(第6集)
 これらの理屈を分かると、発音も早く上達できるのでしょう。

ぜひ、語林の中国語発音ピンイン講座を1~10までゆっくり見てください。

近年、メディアの中国人客の買い物報道で、「春節」は日本人になじむ言葉になってきた。
新年快楽!のメールは、中華圏以外の知り合いからも届くし、
子供に、今年の二度目のお年玉をあげなくてはならない状況にもなった。

ところで、このお年玉は、中国語で「圧歳銭」と言う。
それをもらうと、一才上がる意味です。

それに、正月用の対句によく「天増歳月人増寿」と書いてる。
意味は「天地が一年増えるし、人の年齢も一年増える」のこと。

なぜか?と言いますと

中国人は実年齢のほかに、数え年で年齢を言う習慣が残っている。
生まれた日から「1歳」
正月を越すと「2歳」になる。

実年齢と数え年の差は、次のような計算になる。
一年の中で、誕生日の前は2歳も違い、誕生日が過ぎると1歳の違いになる。

ということで、
今日、中国の全国人民が一斉に(数え年の)誕生日を迎える!

以上のことは、私にとって、あまりにも当たり前のことだったが、
昨日、授業中で話したら、
「13億人の誕生日なんて?!
壮観な一日だ!」と驚かされて(笑~)

新年快楽!(明けましておめでとうございます)は
生日快楽!(誕生日おめでとうございます)に変わった。


近年、メディアの中国人客の買い物報道で、「春節」は日本人になじむ言葉になってきた。
新年快楽!のメールは、中華圏以外の知り合いからも届くし、
子供に、今年の二度目のお年玉をあげなくてはならない状況にもなった。

ところで、このお年玉は、中国語で「圧歳銭」と言う。
それをもらうと、一才上がる意味です。

それに、正月用の対句によく「天増歳月人増寿」と書いてる。
意味は「天地が一年増えるし、人の年齢も一年増える」のこと。

なぜか?と言いますと

中国人は実年齢のほかに、数え年で年齢を言う習慣が残っている。
生まれた日から「1歳」
正月を越すと「2歳」になる。

実年齢と数え年の差は、次のような計算になる。
一年の中で、誕生日の前は2歳も違い、誕生日が過ぎると1歳の違いになる。

ということで、
今日、中国の全国人民が一斉に(数え年の)誕生日を迎える!

以上のことは、私にとって、あまりにも当たり前のことだったが、
昨日、授業中で話したら、
「13億人の誕生日なんて?!
壮観な一日だ!」と驚かされて(笑~)

新年快楽!(明けましておめでとうございます)は
生日快楽!(誕生日おめでとうございます)に変わった。