「ID:INVADED」

第11話の感想を少し。

 

 

 

※以下ネタバレ

 

◎「ID:INVADED」

 

 

☆第11話感想少し

 

自らのイド内で、そこを「自分のイド」だと認識してしまった鳴瓢。

無意識の領域を意識が捉えたことで、

無意識が不可視化しながら膨張し、イド嵐が起こった(多分)

イド嵐の中に残された、鳴瓢と穴井戸・・・富久田保津は。

 

 

・・・から始まった11話。

 

えーっと・・・??

色んな情報がどばーっときて、理解が追いつかない・・・。

 

えー・・・と・・・。

そう。

 

まず、ひとつ疑問だったのが、

「イド嵐に前例がない」と東郷さんが言っていたこと。

それって本当ですかね?

前例がないのに、何故イド嵐が起こると分かっているのか。

イド嵐が起こると、イド内のイド所有者は、

精神だけが永遠にイド内を彷徨うことになる・・・だったかな?

以前に松岡さんが言ってましたが、

何故そんなことまで分かっているんだろう。

理論だけで分かるものなんだろうか?

 

 

それから、疑問だったのが、

自分もイド嵐に巻き込まれてしまうのに、

鳴瓢に自分を思い出させた穴井戸・・・というか富久田。

何でそんな自殺行為をする・・・。

と思ったら、これには鳴瓢が回答してくれました。

 

富久田は死にたがっている。

何故なら、イドの中では脳の穴がふさがってしまうから。

脳の穴がふさがると、富久田は以前の状態に戻ってしまう。

数を数えずにはいられない、「スウショウ障害」?の状態に。

それが激しく苦痛で、富久田は死にたがっている。

 

おお、そうなのか。

わーお。

個人的に富久田への親近感がこのうえなくアップ!(笑)

「スウショウ障害」ってのが何なのかは知りません。

が、強迫性障害の一症状に似たのがあるんですよね。

強迫性障害っていうと、

不潔恐怖(いわゆる潔癖症に似たやつ)と

確認強迫(ドアの施錠の確認とか、ガスの元栓の確認とかを

繰り返すやつ)が代表的で、

あとはあまり知られてないんですが、

実は他にも色々症状があります。

富久田の症状に似てるのは「数唱強迫」?かな?

自分にとって不吉に思われる数字を避けたり、

こだわりの回数を繰り返したりする・・・らしいです。

ミスタもこれっぽいですよね。

あー・・・

でも、富久田は3回動作を繰り返すとかはこれっぽいけど、

目に入る数字を全部把握しないと気が済まないとかは、

「不完全恐怖」とか「縁起恐怖」とかに通じる気がしなくもない。

・・・とか、どうでもいいところに拘る強迫患者(笑)

そして、キャラが自分と似た障害と知るや否や、

急に好感度を上げてしまう、ちょろい視聴者(笑)

まーでも、富久田さんみたいに脳に穴は開けたくないけど。

強迫の苦痛から逃れるために穴を開ける気持ちは・・・

分からなくもない・・・けど、穴は開けたくない。死ぬし。

 

そんなことはいいんです。

とにかく、富久田はこの障害であることも含め、

色々とジョン・ウォーカー事件のキーマンになる気がしてきました。

 

ジョン・ウォーカーと夢で会った日時を正確に覚えていること。

ジョン・ウォーカーに殺害される何らかの理由があるらしいこと。

無意識でジョン・ウォーカーに恐怖を抱いていること。

 

富久田を深堀りすれば、

この事件、かなり解決するんじゃないですかね?

実際にイド内イドで本堂町は富久田にもらった情報から

ジョン・ウォーカーの正体を突き止めましたしね。

 

 

 

・・・というか。

本当にジョン・ウォーカーの正体はあれなんですか?

本当に?

 

・・・いや、別にいいですよ。

いいです。

でも、あまりにも最初から怪し過ぎたし、順当過ぎて、

なんだかまだ何かありそうな気も・・・。

 

 

 

そんな感じで。

まだ疑心暗鬼の11話でした。

 

 

あ。

あと、飛鳥井さん溶けてなかった!

まだ間に合う!

・・・かもしれない。