「歌舞伎町シャーロック」
21話を観たんだけど・・・・・・
※以下ネタバレ
モリアーティの精神は「穴の開いたティーポット」だった。
どんなに「良い心」で満たそうとしても、
穴が開いているから「良い人間」になれるはずもない。
「良い人間」と「そうでない人間」の狭間で揺れ動いていたが、
「良い心」で満たそうとしていたアレクが死んで、
初めて迷いから解き放たれた。
初めて、素のままの自分自身、自由になれた。
解放された。
・・・までが、前回。
で、
モリアーティは自分だけが「壊れたティーポット」の人間では
つまらないから、同類の匂いのするシャーロックを
自分と同じように「壊れた人間」にしようと思った。
そのためには、シャーロックに「良い心」を注ぎ続けている
ワトソンを殺害しなければならない。
なので、
ワトソンを殺害しようとし、失敗。
が、その後、もっと良い手を思い付いたと、
シャーロック自身にワトソンを殺害させようとした。
・・・までは、まあいい。
人の心を理解しないシャーロックを、
人の世界に引き留めているのはワトソン。
だから、ワトソンを殺そう。
と、モリアーティは思ったけれど、
実はシャーロックが人の心に興味を持った切っ掛けは、
モリアーティだったのです!
なんと。
シャーロックはモリアーティによって
世界に愛着を抱くようになっていたのです。
ということは、
つまり、
俺が死ねばいいのか!!
とモリアーティは飛び降り。
・・・お、おう。
なんというか。
ワトソンの存在意義とは。
なんか爆笑しました。
可哀想なワトソン・・・。