「バビロン」

全12話視聴終了したので、

感想・・・ではないけれど、少し。

 

 

※ネタバレします。

 

◎「バビロン」

 

 

☆全12話視聴後の何か

 

言葉だけで人を操り、死に誘うことが出来る曲世愛。

その曲世に気にいられ?、

翻弄されつつも曲世を追う正崎善。

この二人と・・・まあ、あと色んな人の話。

 

 

思い返すと色々あったような気もしますが、

率直に今の気持ちを述べると、

わたくし、そんなにこの作品嫌いじゃなかった。

むしろそこそこ好きだった。

 

 

「自殺法」という突飛な提案がなされたり、

自殺の権利を認めるとか認めないとか

議員が大真面目に話し合う奇妙な場面を見せられたり、

それが何故か急激に世界規模で広がったり、

G7で善悪について語り合い始め、

皆が宇宙に漂うサイコ空間に放り出されたり、

とにかくハチャメチャな流れが多く、

いやいや!はっはー!と

あちらこちらで大いに爆笑しました。

 

が、

自殺の是非や、生死についてや、善悪の定義など、

そういう答えの出ないことを考えてみようという姿勢は

嫌いじゃなかったです。

 

ただ、それを考え始めると

いっつも曲世さんが出てきて台無しにするんだなあ!

流石は悪だぜ!

 

でも、それがまたお約束になると、

楽しくなってきちゃうんだなあ、これが!

流石はバビロンだぜ!

 

・・・まあ。

そんな感じで。

なんだかんだ楽しんでいたと思います。

 

 

ただ。

永遠の問いを考えてみようという姿勢は好きだったけど、

自殺にも様々な要因、動機があると思われるものを

十把一絡げに「自殺」と括って語ったり、

自殺と、他殺と、洗脳による自殺では意味が異なり過ぎるのに

「死は悪か」と大雑把に問いかけたり、

善悪と生死と自殺と他殺を滅茶苦茶に絡めて考えたりするのは、

ちょっとついていけなかったかな・・・・・・。

でも、面白い議論もあったな・・・・・・。

 

最後にアレックスが「善は続くことで、悪は終わること」と

答えを出したのは興味深かったです。

個人的には感覚としてピンとこないけど、

ひとつの答えとして面白いなあと。

 

ただ・・・それを踏まえたうえで

最後がどうなったのかがよく分からない。

誰か解説してくれ。

あれは・・・どういうこと?

善は敗北したの?

それともあれはあれで勝利?

イーブン?

もう全然分からない、善だけに・・・・・・・。

 

どうもアニメと原作では最後が異なるようなので、

そんなものも参考にしたり、

他の方の考察を眺めたりして、

ゆっくり考えてみようと思います。

 

 

まあ・・・なんにしても

善ちゃん、お疲れ・・・・・・。